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サンゴレンジャー (2012)

監督
中前勇児
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  • みたログ 109

3.18 / 評価:67件

青柳翔の好演光る。コメディ映画として評価

  • 映画生活25年 さん
  • 2013年6月26日 3時26分
  • 閲覧数 1788
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

南の島にまたも佐々木希ということでたいして期待していなかったが、なかなか面白い作品だった。

舞台は美しいサンゴ礁が広がる沖縄・石垣島。
主人公は環境省の自然保護官、と聞けば固いイメージがあるが、この男・矢島(青柳翔)がトンデモナイ。

空港ロビー内を自転車で駆け抜け、ゲロを吐きまくる登場シーンに嫌な予感がしたが、コイツが真っ直ぐで熱くてなかなか面白い奴なのである。
ちなみにその後もゲロを吐きまくるが、全てモザイク処理されているのでご安心を。

島では離島とを結ぶ橋の建設計画が持ち上がっており、賛成派・反対派で町は真っ二つ。
自然を守るか、生活の利便性を得るかというよくある話。

矢島はサンゴ礁を守るために建設には反対。
しかし自然保護官とは言え環境省の役人、表立って建設反対と公言はできない微妙な立場。
それでもサンゴ礁を守るために「サンゴレンジャー」を勝手に結成し、周囲を巻き込んでいく。

深刻な問題を含んだ物語ではあるが、そのあたりの踏み込みが浅いというのは否めず、またベタベタな話で、演出も一部稚拙さはあるものの、コメディ性でカバーできている。

主演の青柳翔は「渾身」では実直で熱さを内に秘めたキャラを好演していたが、本作では熱さを内に秘められないキャラをまたも好演。
こういう奴が周囲にいると鬱陶しいかもしれないが、自然と巻き込まれ、そして憎めない。
いい意味で恥も外聞もない、実直という言葉は似合わないが、真っ直ぐな男。
何とも魅力的な男である。
登場時には眉をひそめてしまったのだが、いつの間にか肩入れしてしまった。

そんなキャラを青柳翔が見事に体現。
まだ2作品しか観ていないが、幅広い役をこなせる役者が現れたものだと、今後も期待。

脚本(共同)の三浦有為子は、先日酷評した「絶叫学級」は酷かったが、今回はなかなか。
下手なホラーなどやらずに、こういうコメディなど、温かみのある話などをやればいいのではないか。

演出面で一部注目を付けたいところはあるが、笑えたので許容範囲。
少々のしつこさはあったが、テンポもよくコメディとしては評価したい作品である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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