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めめめのくらげ (2013)

監督
村上隆
  • みたいムービー 31
  • みたログ 167

2.46 / 評価:125件

友情と勇気とサービス精神あふれる珍作!

  • 映画生活25年 さん
  • 2013年5月9日 4時21分
  • 閲覧数 1458
  • 役立ち度 13
    • 総合評価
    • ★★★★★

監督は村上隆。
誰?
春樹や龍ならわかるけど。
「なまけものが見てた」の漫画家・村上たかしはもちろん別人。
なんか有名な人らしいけど、よくわからんので調べてみた。

なんともまぁ批判の多い人だね。
一言で言えば「胡散臭い」。
やれ模倣だ、盗作だと議論の対象になっているお方のようだ。
そんなお方の映画界参入なわけだが、面白いものを作ってくれればそれで良い。
結果どうかと言うと、悪くはないが、一連の批判も何となく納得できる気もしてしまった。

オープニングから若手実力派・窪田正孝登場。
「フレンド」がどうのと言うがこの段階では意味不明。
彼を含む黒装束の4人には染谷将太もいる。
私が贔屓にする若手実力派が揃うという夢のような競演なのだが、染谷将太はセリフはほとんどなく目立たない役柄。
何たる無駄遣い・・・。

主人公はある町に越して来た少年・拓人。
チーカマが大好きで、夢の中でも食べてるほどだ。
これには理由があって、震災の津波で亡くした父親(津田寛治)がチーカマを作る食品会社に勤めていたからだ。
泣けるじゃねぇか、グスン。

引っ越し早々、拓人はクラゲのような奇妙な生き物に遭遇。
クラゲ坊と名付け密かに学校に連れて行くが、クラスメイトたちも皆奇妙な生き物を飼っていて、スマホのような装置で操作していた。
このフレンドと呼ばれる生き物は近くの大学の研究所の4人衆が子供たちに与えたもので、子供たちの負のエネルギーを実体化したもの。
ネガティブな単語の頭文字を取って「フレンド」なのだが、その目的が高尚過ぎて私にはわかりませんでした!

子供たちはこのフレンドたちを戦わせているのだが、このバトルが無駄に長い。
クラゲ坊はそこそこ可愛らしく、スベスベプニプニしていて触ってみたくなってしまう。
だが他のフレンドはグレムリンみたいで可愛げはなし。
ヒロイン少女のフレンドは他のフレンドに比べると巨大で、大人の背丈よりちょっと大きいぐらいの着ぐるみ(?)。
ゴン太くん?
かいじゅうたちのいるところ?

少女の母親(黒沢あすか)は怪しげな宗教にハマり、大学の研究所を敵視。
お祈りではミョーになまめかしい声を聞かせてくれる。

研究所では4人衆が暴走し、なぜか斎藤工が肉体美を披露してくれるので、あっちの趣味の方も大満足だろう。

ラストには巨大怪獣も出現。
きっと巨大怪獣ファンも満足。

何だかよくわからない展開で進んでいく物語だが、いろんな要素を拝借している感ありありだが、とにかくサービス精神旺盛ってことだね。

初音ミクが主題を担当しているが、その初音ミクとセーラームーンを合わせたようなCGキャラも登場。
ボインボインのムチムチで、やはり触ってみたくなってしまう。

ただし子供たちの描き方が見ていてあまり楽しくない。
ヒロインの浅見姫香ちゃんは可憐で可愛いのだが、男の子たちは主役の子も含めて可愛げなく、演技も負の感情を過剰に露わにするところが多く、皆何かに取り憑かれいるよう。
またイジメのシーンもみんな陰湿な表情で気味が悪くなった。

子供たちの水泳シーンもあるが、これもサービス?
だが女子の更衣室まで見せるのはどうか?
下着姿(?)の女の子もいたが、これはよろしくないだろう。

子役たちの中でなかなかの演技を見せてくれたのは、不登校で児童養護施設で暮らす少年。
だがその施設の名前が「もぐらの家」っていうのはどうよ。
こんな自虐的な名前の施設があるか?
ブラックジョーク?
笑えねぇな。

「特撮」はそれなりに頑張っているが、雰囲気は土日の朝やってるお子様向けテレビのような感じ。
友情と勇気が大事だね、と言いたいことはわからんではないが、これってお子様向け映画?
いろんな趣味の方にも楽しんでもらおうというサービス精神が旺盛なのはわかるのだが、なんだかんだ入れ過ぎ。

まぁとにかく珍しいものを見せていただきました!
駄脚本だったけどね。

呆然としながら鑑賞していたが、さらにエンド・クレジット後に驚愕!
ひっそりと公開されている本作だが、なんと「めめめのくらげ2」の予告編!
なんかすげぇ副題が付いてたけど何だったか忘れちゃったよ。
大丈夫なの?
劇場公開されるの?
楽しみだね!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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