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L.A. ギャング ストーリー (2012)

GANGSTER SQUAD

監督
ルーベン・フライシャー
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3.49 / 評価:880件

解説

ロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと、街の平和を取り戻そうと立ち上がった市警との壮絶な抗争を描いたクライム・アクション。ポール・リーバーマンによる実録ルポを基に、『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー監督がメガホンを取る。オスカー俳優ショーン・ペンが伝説のギャング王にふんし、彼との戦いに挑む男たちに『ミルク』のジョシュ・ブローリン、『ドライヴ』のライアン・ゴズリングら実力派が顔をそろえる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)はドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
(C)2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

「L.A. ギャング ストーリー」アメリカ的な、正当にして無法なバイオレンスアクション

 第2次大戦後のロサンゼルスを牛耳ったユダヤ系ギャング、ミッキー・コーエンの認知度は、バリー・レビンソン監督の「バグジー」(91)で一挙に広まった。ラスベガスを創ったハリウッド俳優顔負けの美男バグジーのずんぐりむっくりな片腕、相棒として暗躍したのがコーエンである。バグジーにウォーレン・ベイティ、コーエン役をハーベイ・カイテル(「レザボア・ドッグス」のMr.ホワイト)がこなした。バグジーが殺された後、天使の街の半分を押さえ支配することになるコーエンを撲滅せんとして結成されたチームを描くのが、この「L.A. ギャング ストーリー」である。リアル・ギャングに対抗するには警察もギャング化するしかない、というアメリカ的な、正当にして無法なアイデア。かなりの警察官がコーエンの金で潤っていた時代の話である。

 キャスティングでは、このチームを創った市警本部長パーカーに老いたニック・ノルティというのが頼もしくていい、というか彼しかいない。というのもノルティが軍の暗部に市警の分際で踏み込んだリー・タマホリ監督の大傑作「狼たちの街」(96)の活躍があるからだ。この時、ノルティの部下の一人がクリス・ペンであった。クリスも今回、役を得ていれば、コーエンを演じる兄ショーンとの直接対決もあり得たわけだ。現場担当のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)、ジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)あたりはまさに旬のキャストだが、旬を外しつつ絶妙の味としてチームに加わったのが「ターミネーター2」のロバート・パトリックか、老けたな。

 監督は遊びに満ちた「ゾンビランド」(09)でデビューした期待の新鋭、ルーベン・フライシャー。さすがにショーン・ペン=コーエンの眼光を前にしてビビッたかと見えたが、逮捕の激闘に遊びの爆発があった。タイトル・バックの古きロスの絵葉書がなんともノスタルジア。(滝本誠)

映画.com(外部リンク)

2013年5月2日 更新

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