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エンド・オブ・ザ・ワールド (2012)

SEEKING A FRIEND FOR THE END OF THE WORLD

監督
ローリーン・スカファリア
  • みたいムービー 145
  • みたログ 828

3.45 / 評価:431件

滅亡を前に人生は輝き出す

  • 一人旅 さん
  • 2019年8月28日 21時55分
  • 閲覧数 637
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

ローリーン・スカファリア監督作。

地球滅亡が間近に迫る中、互いに惹かれ合ってゆく男女の姿を見つめたSFロマンス。

女流監督:ローリーン・スカファリアによるSF恋愛ドラマで、小惑星の衝突によって地球と人類の滅亡が間近に迫った状況下における、妻に逃げられた中年男:ドッジと隣人の若い女性:ペニーの出逢いと恋愛模様を描いています。

地球滅亡までの3週間を描いたSFロマンスですが、前年に制作されたトリアーの『メランコリア』(11)等の終末映画とは対照的に明るくライトなタッチの作風が魅力となっています。数週間後に訪れる不可避な死を既に受け入れている男女の最期のひとときをロードムービー風に描いた作品で、決して悲観的になるわけではなく、残り僅かとなった人生を少しでも意味のあるものにしようと努める姿が印象的に映し出されています。

偶然出逢ったドッジとペニーの歳の差恋愛の行方をお話の軸にしつつも、深く愛し合った元恋人の女性や家族を捨てた実の父親に対するドッジの心境や、母国イギリスに残した家族に一目会いたいペニーの切なる願い等、心にそれぞれ想いを秘めた男女の人生最期の数週間を見つめた作品で、観客は二人の旅を見て「自分だったら何をして過ごすだろう」と想像を膨らませることになります。

死を目前に控えた男女(+捨て犬)の“人生最期の輝きと幸福”を、シリアスとは真逆にユーモラスに描き切った異色のSFロマンス。地球滅亡が確定しているのに毎週欠かさず家の掃除に来るメキシコ人のおばさんや、地球が滅ぶ前に殺し屋を雇って自殺を図る男、地球滅亡を口実に乱交に耽る客と店員等、間近に迫った地球滅亡に対する人々の多種多様な反応が興味津々に描かれていますし、主演のスティーヴ・カレル&相手役のキーラ・ナイトレイによる息の合った自然体な演技にも拍手喝采であります。

詳細評価

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