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アイアンマン3 (2013)

IRON MAN 3

監督
シェーン・ブラック
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3.82 / 評価:2,239件

解説

マーベル・コミックの代表作を実写化した、人気アクション・シリーズの第3弾。アメリカ政府から危険分子と見なされた上に、正体不明の敵の襲撃を受ける正義のヒーロー、アイアンマン(トニー・スターク)の姿を描く。前2作と『アベンジャーズ』に続いて主演を務めるロバート・ダウニー・Jrが、シリーズ最大級の危機に見舞われたスタークの苦悩を見事に体現。『ガンジー』『砂と霧の家』などのベン・キングズレー、『ロックアウト』のガイ・ピアースら、実力派が脇を固める。新たに開発される各種アイアンマンにも注目。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

スーパーヒーローで編成された部隊アベンジャーズの一員として戦い、地球と人類を滅亡の危機から救ったアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。だが、アメリカ政府はスーパーヒーローが国の防衛を担うことを危険視するようになり、それを契機に彼はアイアンマンの新型スーツを開発することに没頭していく。そんな中、正体不明の敵によってスターク邸が破壊され、これまでのアイアンマンが全て爆破されてしまう。何もかも失ったスタークだが、人並み外れた頭脳を武器に孤独な戦いに挑む。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2013 MVLFFLLC. TM & (C)2013 Marvel. All Rights Reserved.
(C)2013 MVLFFLLC. TM & (C)2013 Marvel. All Rights Reserved.

「アイアンマン3」合衆国という強力なスーツの中で悩むアメリカ

 3D、2Dでの公開となるのだが、お薦めは3D。3D的な見せ場というより空間設計が素晴らしく、2D的な距離感を失わせる。といってもそれがリアルさに繋がる訳ではない。直接何かに触れるリアル感ではなく、何かを通して、しかし確実に何かに触れているというねじれたリアル感。まさに、あのアイアンマンのスーツを装着して事件の現場に行ってしまったとでも言いたくなるような事態を体験することになる。

 そしてそれこそがこの映画の最大のポイント。自分を守ってくれるスーツと自分の関係をどうとらえるかということで、アイアンマンが悩み続けるのである。自分を守るスーツは、一方で自分がその中に引き蘢る逃げ場所ともなる。この映画ではそれをより物質的に示す。鉄の硬いスーツ。しかもいくつものパーツに分かれ、ひとつに合体し、それ自体が強力な武器となる。その感触の確かさ。

 例えばそのスーツを、「合衆国」と呼んでみたい。合衆国という強力なスーツの中で悩むアメリカ。なんてことを考えると、この映画の物語のバカバカしさや激しさや唐突さに、すべて納得が行くはずだ。そしてそれ以上に、現実のUSAで起こっている出来事にも、自分なりの道筋が見えてくるはずだ。CNNのニュースとともにこの映画を観ること。そしてもう1本、公開中の「リンカーン」とともにこの映画を観ること。これで準備完了。あなたも立派なアイアンマンになれるだろう。(樋口泰人)

映画.com(外部リンク)

2013年4月25日 更新

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