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ジャックと天空の巨人 (2013)

JACK THE GIANT SLAYER

監督
ブライアン・シンガー
  • みたいムービー 154
  • みたログ 1,656

3.34 / 評価:971件

「ジャックと豆の木」だけが原作じゃない

  • 1+1=2 さん
  • 2013年3月22日 19時03分
  • 閲覧数 2312
  • 役立ち度 44
    • 総合評価
    • ★★★★★

「ジャックと豆の木」がベースと宣伝されていますが、予告映像を見て"こんな話だったか?" と首をひねる人は多いと思いますが、実はこの映画「巨人殺しのジャック」(Jack the Giant Killer)という、イギリスの1700年代の民話もベースにされており、今作の原題も、元々は『Jack the Giant Killer』で、後に『Jack the Giant Slayer』に改題されている事から察するに、こっちの民話の方をベースとしている印象が強い。
「巨人殺しのジャック」とやらは詳しく知らないのですが、ジャックという青年があの手この手で巨人たちを退治していくお話だそうです(タイトルのまんまですが)。
序盤の展開は「ジャックと豆の木」で、中盤以降の巨人とのバトルが「巨人殺しのジャック」といった感じでしょうか。

『スノーホワイト』や『アリス・イン・ワンダーランド』『オズ はじまりの戦い』など、最近は童話をモチーフにしたハリウッド映画が多く生み出され、勝手に童話のあらすじを変更した映画に不満を持つ人も少なからずいる様ですが、グリム、イソップ、アンデルセンなど、童話というものは年月の経過で、解釈やストーリーが変わりながら語り継がれるものです。ハリウッドが大胆なアレンジを付け加えて映画を製作するのもまた良いでしょう。
今作『ジャックと天空の巨人』もその一つですが、ブライアン・シンガー監督の手により、見事なアクション・ファンタジーへと変貌したと言っていいくらいに面白かったです。
アメリカでは制作費1億9500万ドルに対し、興行収入は7000万ドル見込みと、見事にコケてしまったわけですが、もったいないですね、面白いのに。

豆の木が生き物のようにうねりながら天へと伸びていったり、切られた豆の木が地上に倒れる映像はド迫力。
非力な人間と力技の巨人の壮絶なバトルシーン、実際の俳優の動きを取り入れた巨人達の造形や動きはダイナミックかつスペクタクル。
子供からお年寄りまで楽しめそうな単純明快なストーリーで、血も全く出ない(でも人はそれなりにいっぱい死にますけど)、ザ・ハリウッドといった感じの超大作で、友達や恋人と映画選びに迷ったら、まずこれをオススメします。
高尚な映画評論家みたいに身構えて見たら、くだらない映画に思えるでしょうが、そうでなければ無難に万人が楽しめる映画じゃないでしょうか。

ちなみに吹替え版で見ましたが、ウエンツ瑛士さんと平愛梨さん、わりと悪くなかったです。
巨人の声優に芸人がキャスティングされてますが、一番台詞の多いゴリは、途中までゴリと気づかなかったくらいマッチしてました。それ以外は台詞の量は多くないので安心してもいいのでは。
もちろんプロの声優がやったほうがイイので、安易な吹替えの芸能人起用には、断固反対ですけど。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • コミカル
  • スペクタクル
  • パニック
  • ファンタジー
  • 不気味
  • 勇敢
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