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PARKER/パーカー (2013)

PARKER

監督
テイラー・ハックフォード
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3.35 / 評価:730件

ドナルド・E・ウエストレイクに捧ぐ。

  • mor***** さん
  • 2013年2月20日 23時52分
  • 閲覧数 11419
  • 役立ち度 50
    • 総合評価
    • ★★★★★

…ドナルド・E・ウエストレイクに捧ぐ…

エンドロールのトップクレジットを見てちょっと感動した。
ドナルド・E・ウエストレイクは2008年12月31日に他界したアメリカのミステリー作家。
そして彼がリチャード・スタークという別名義で書きつづけてきたのが「悪党パーカー」シリーズ。

そしてこのドナルド・E・ウエストレイクとの出会いが自分自身の読書熱の原点でもある。
当時ハリウッドスターのロバート・レッドフォードのファンだったこともあって彼が主演した「ホットロック」という映画をテレビで見た。
この「ホットロック」の原作は悲観論者の泥棒ドートマンダーが登場するシリーズの第1作でウエストレイク自身にとっても代表作となった。

ウエストレイクはもともとハメットやチャンドラーを継ぐ逸材としてハードボイルド小説で注目されたのだけれど、このドートマンダーシリーズ以降はコミカルな犯罪小説がメイン路線になっていく。
その一方で本来のハードボイルド路線はこの「悪党パーカー」シリーズで書きつづけた。

この「ホットロック」で海外ミステリーの虜になった自分は、そこから神保町の古書店街などを歩いて様々な作家の作品を探すようになって、ハメットやチャンドラーはもちろん、亜流といわれたミッキー・スピレーンのバイオレンス系やハドリー・チェイスなどを読み漁り、映画好きも相まってフレミングの「007シリーズ」も全作読むまでになっていった。

要はウエストレイクに出会わなかったら自分の読書傾向も変わっていたと思うし、映画と読書をともに楽しむ習慣もなかったかもしれない。
そんなことを思いかえしながらエンドロ‐ルを見守っていた。

で、映画の話。

予告編を観たときはジェイソン・ステイサムの「トランスポーター」シリーズの新作か?とか思って、「パーカー」というタイトルを聞いてもそういう映画なのね?くらいの感じでして…。

だって、あまりにもパーカーのイメージがステイサムと違うから…。

過去にはリー・マーヴィンが「ポイント・ブランク」で演じ、最近では「ペイバック」のメル・ギブソンなどが演じてますが、パーカーってもっと影を背負った男だし、悪党には違いないけどけして肉体派ではないし…ちなみに第2作で整形して顔も変えていたりします…ステイサムはちょっと違うかなと。

まあ作品は面白く観させてもらいましたし「悪党パーカー」ものとしても悪くはないと思います。

しかも監督がまさかのテイラー・ハックフォード。
そう「愛と青春の旅だち」のあの監督だったのが驚き。
最近すっかり名前を見なくなってましたしね。

久しぶりに原作も読んでみようかな。

原作シリーズは1962年の「人狩り」で始まって(「ペイバック」の原作)、1974年の大作「殺戮の月」で一度途切れて、1997年に電撃復活してパーカーファンを喜ばせてくれました。
まだシリーズ全作が翻訳されていないので、この機会になんとかならないのかな?

しかし…シネコンでパンフレット売ってなかった…作ってないのかな?

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