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シャニダールの花 (2012)

監督
石井岳龍
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2.51 / 評価:367件

人間の心的側面としての花

  • 文字読み さん
  • 2014年3月18日 21時42分
  • 閲覧数 1656
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

2012年。石井岳龍監督。人から花が生えてくる、それを研究する男女の話。花とは何かがわからないなか、亡くなった人に花を手向ける葬送によって人は人になった、という説と、花が寄生したことで人は死に絶えるのだ、という説の間で二人の考え方の違いが広がっていく。男は生物学者で人に生える花をモノとして扱い、女はカウンセラーで人に生える花を心の現れとして扱う。わかりやすい二元論。しかも、花は女性にしか生えない。

花はモノなのか心なのか。「花に戻る」という幻想的な結末は、どうやら花は心の現れであり、花そのものになることが二元論から抜け出る道だというようです。

男(綾野)は力の入った深刻で過剰な「演技」をしており、女(黒木)は自然体とは違う意味で「演技」ができていない。これも二元論。家族の死を経験して心が空虚なはずの女(黒木)は、演技する必要はなくただいればいいのに、カメラの前にいるという意識が表情にでてしまっているのが残念。

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