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フッテージ
2013年5月11日公開

フッテージ

SINISTER

PG121102013年5月11日公開

kan_neko

3.0

魅力的な掴みとあからさまな尺稼ぎ

殺人事件が記録されているナゾの8ミリビデオを解明し、一山当てようとするライターの主人公が、 そのビデオを観て行くにつれ不可解な現象に巻き込まれる。 と、あらすじは興味深いし残虐なスナッフビデオの数々には何故か「殺された家族の一人だけが映っていない」という謎。 ここまで興味を沸き立たせてくれる舞台があろうか! ・・・のだが、とにかく物語進行が鈍重でつまらない。家族間のいさかいや警察とのやり取り、主人公が夜中に違和感を感じて、家の中バットを持って歩き回るシーンに至っては何度もあってさすがに辟易する。 怖がらせるシーンも「お化けが出てきて大音量”ドン!”」というよくあるパターン。まぁ2012年のハリウッドホラーなので仕方ないが。 オチも悪くなかったと思うのだが、それこそ「これならもっと短く出来たね」という感想が先に出てしまう。 製作者としては「オチ」と設定だけ思いついたのだが、100分持たせるまでの”繋ぎ”に難儀した様子があからさまに見え隠れする作品。 「オチがよかったので評価」みたいな風潮もあるが、これをよしとすると他の映画でも「ご自慢のオチを見せるために最後までもったいぶる」だけの映画が乱立してしまうと考えるので個人的にはあまり評価できない。 やっぱりアメリカは霊的ホラーよりもサイコスリラーやスプラッターホラーの方が上手い気がする。

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