あらすじ・解説
交通事故で妻を亡くしたのを機に、すさんだ日々を送っているベテラン刑事ラサール(ジャック・ガンブラン)。ある日、高級マンションで若い女性が殺害されるという事件が発生。事件の捜査を任されたラサールは、事件前日に被害者の家を訪れていた盲目のピアノ調律師ナルヴィク(ランベール・ウィルソン)に関心を抱く。盲目である上に、確固たるアリバイがある彼の関与を周囲は信じようとしないが、ラサールは刑事としての直感に従って捜査を続けることに。やがて、新たな殺人が起こり、ナルヴィクの意外な素顔が明かされる。
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作品レビュー(10件)
- jin********
3.0点
キャストも、設定も、良いのですが、ちょっと雑な出来映えです。 え?そんなことあるかい!もうちょっと丁寧に考えてよって、思いましたね。 でも主要人物には引きつけられました。
- fg9********
2.0点
…あらすじは、解説のとおり。 …リュック・ベッソンが原案・脚本・製作に関わっていることもあり、また、最近観たアルベール・カミュの自叙伝的作品『最初の人間』のジャック・ガンブランが主演なので観てみる。 タイトルの『ブラインドマン その調律は暗殺の調べ』もフレンチ・ルノワール感たっぷりで、また、ブラインドマンも雰囲気たっぷりで、第1・第2の暗殺までは興味深々で観続けたが、第3の暗殺があまりにも無謀で杜撰で、どう贔屓目に見たってブラインドマンが不利で、しかも夜ではあったが路上の真ん中。 それじゃ、暗殺にならないだろうに……と観続ける。 一方の刑事ジャック・ガンブランも最近奥さんを亡くした悲しみを裡に秘めながら淡々と捜査を続ける雰囲気は良いし、彼を密かに慕う女刑事(『シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』のラファエル・アゴゲ)もなかなか良かった。 結末もそれなりに悪くはなかったが、第3の暗殺のお粗末さが、咽喉仏に刺さった小骨のように後々まで響いてしまったので☆一つ減じた。
- ana********
3.0点
フィルムノワールって事で、終始映像は暗いです。派手なアクションなどはなく全てが地味な印象です。話は面白いのだが、盛り上がりがなく淡々と進みあっさりと終了。なんか惜しい。
- oce********
3.0点
フレンチ産のノワール作品は秀作が多いのだが、ベッソンが脚本に関わっているとなると要注意作品に代わる(笑) 絞殺事件解決のため主任である刑事のラサールは、アドバイザーとして盲目のナルヴィクに助言を求める。 しかしその事件を起こしたのはナルヴィクとは知らずに。 雰囲気はかなりいいとは思う。 ただ肝心の事件がそれを寄せ付けないというか、あっさりというか。 そっちの方向に向かうのかという終着点などを踏まえても、二人の対決に絞った方が明らかに盛り上がるしドラマチックにもなるはず。 いつもおマヌケな役柄が多いランベール・ウィルソンが孤高の暗殺者という役柄は良かったけど。
- スナフキンM
3.0点
ネタバレ少々惜しいが見どころあり!
このレビューにはネタバレが含まれています。
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