ここから本文です

くちづけ (2013)

監督
堤幸彦
  • みたいムービー 205
  • みたログ 835

3.80 / 評価:664件

感動作とは受け取らない

  • cha***** さん
  • 2016年10月21日 0時18分
  • 閲覧数 3128
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

この話、細かい内容はあまり話したくないですね…
障害者とその家族、それを取り巻く世の中について少しでも考えた事がある方には観ていただきたい。

僕は感動しました。
単純な感動って訳ではなく、いろいろな感情が渦巻くような感動です。
愛を感じ、悲哀を感じ、怒りを感じます。

元々、舞台なんですよね。
そのような設定のために、舞台っぽい芝居になってます。
ひまわり荘はステージでその場に居る観客に向かって演技をしているかのようです。
なので、演技については評価は真っ二つに分かれそうです。
僕は嫌いではないですけど、映画として何かを伝えるには違う演技の方が良かったのかもしれません。
でも、舞台劇としてコメディ風味を入れる事でこの作品が他に真似出来ない映画になったのかな…とも思います。
怪演だらけだったと思います。
竹中直人さん、ぶっ飛んだキャラの役しか最近観てなかったですが、やっぱり凄いです…
そして橋本愛さんはやはり若手の中ではズバ抜けてますね…。
麻生祐未さん、田畑智子さんなども、素晴らしい。
唯一、うーやんはちょっと違和感感じますが。
原作、脚本の宅間さんを起用すべきではなかったかも。

冒頭で書きましたが、感動すると思います。
でも、この映画は感動させようとしたのか、それがわかりません。
自分は、問題を提起しようとしてるのかと思いました。
何が正しくて、そのためにどうすればいいのかは、正直わかりません。
そもそも、環境や家族との関係性も一人一人違うでしょうから、きっと答えは無いのでしょう。
竹中直人さんがさいごに選んだ事は…僕は仕方なかったんだろうと取りました。
必ず訪れる、娘のこれからの苦難に、死ぬほど悩んだ末に出した答えだったのでしょう。
竹中さんも、自分がいなければどうにもならなくなってしまった娘に対し、つきっきりで過ごした事を悔やんだかもしれませんね。
もっと時間をかけて、一人で生きれるようにしてれば…と。

でも、そうするしかなかった…
それが親なのでしょう。

感じる事が一人一人違う映画だと思います。
僕も頭がまとまらないです。

好きな映画になりましたが、続けて何度も観るのは少し苦しい映画です。

忘れた頃にまた観たいと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 絶望的
  • 切ない
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ