2013年2月9日公開

故郷よ

LA TERRE OUTRAGEE/LAND OF OBLIVION

1082013年2月9日公開
故郷よ
3.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1986年4月25日、ウクライナ北部の町プリピャチには春が訪れ、人々はそれぞれの人生を謳歌(おうか)していた。翌日に挙式を控えたアーニャ(オルガ・キュリレンコ)は、恋人ピョートル(ニキータ・エンシャノフ)と川に浮かぶ木船で愛を語り合う。翌日は朝から雨だった。そんな中、森林警備隊隊員ニコライ(ヴャチェスラフ・スランコ)は、出勤途中で異変を感知する。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(13件)

悲しい22.7%切ない22.7%恐怖18.2%絶望的18.2%泣ける9.1%

  • dkf********

    2.0

    ウクライナ人オルガ・キュリレンコの矜持

    オルガ・キュリレンコ目的で鑑賞したが、内容としては想像したものと違ってちょっと期待外れ。 実際に廃墟と化したプリチャチでロケされている点などは作品に強い説得力をもたらせていて本気度を感じさせるものの、ややクセのある演出が違和感を拭えなかった印象だ。 お目当てのオルガは既に国際的人気女優の地位にありながら、オーディションまで受けてこの役をゲットしたそうだから、その意気込みはウクライナ人である彼女の矜持でもあるだろう。ウクライナ語(ロシア語?)での演技は新鮮だったが、悲劇のヒロイン感はいまいち出てなかったのは、どうも彼女の使い方を間違っている感のある監督の責任だ。 何やら画面の構図にアンゲロプロス的な雰囲気が散見されると思ったら、カメラマンがなんとヨルゴス・アルヴァニティスと知ってビックリ。それが本作で個人的に一番興味を引いた部分だった。

  • ft0********

    3.0

    原発事故の恐ろしさ

    美しい自然豊かな街が廃墟になり、そこで暮らしていた人達にも、何十年と辛い思いを残してしまう。原発事故の恐ろしさを改めて感じられた。日本でも東日本大震災での事故があったが、故郷を追われた人達はこの先も同じ思いをするのだろうと思うと胸が痛い。 一概に原発反対ということはできないが、事故があったらこうなると言うことは覚えていないといけないと思った。

  • fg9********

    4.0

    『人間○○炉』とは…他所事ではないな…

     …あらすじは、解説のとおり。  1986年4月26日、チェルノブイリから僅か3キロしか離れていない美しい町・プリピャチの河畔で、主人公の女性アーニャは結婚式を挙げていた。  その最中に山林火山が発生したという報せが入り、消防士である夫は現場に駆り出されてしまう。  直ぐに戻ってくると思われたが、夫は翌日になっても帰って来ない。  そのうちに夫は病院に搬送されたことを耳にして病院に向かい、夫の居場所を看護婦に問い質しても一向に要領を得ない。  なおも必死になって看護婦に問い詰めると、漸く看護婦は次のように言い放つ。  『あなたの旦那さんは人間○○炉になってしまったので、とても会わせる訳にはいかないわ!』  この言葉には慄然としてしまった。  政府は徹底的に隠蔽工作を謀っていたのだった。  時は流れて10年後、アーニャは生き抜いており、しかも観光地と化した当地に残ってツアーバスのガイドとして働いていた。  言い寄る男から他の地で暮らそうと口説かれても、自分の故郷はここしかないのだと拒み続ける彼女の心の叫びはズッシリと観る者に響き渡り、また、10年の歳月は確実に彼女の身体を蝕み続けていたのだろう、美しい金髪がズルリと抜ける落ちるシーンは悲痛の極みだった。  『人間○○炉』とは……他所事ではないな……。

  • ken********

    5.0

    故郷であることには変わらない

    春のうららかな日に結婚式を上げた花嫁。それを見てた親子。 原発事故当日の何が起きたかわからない感が不安感を誘う。 そして10年後。 汚染された土地でも、やはり故郷に舞い戻る。 住んでいたものたちには、故郷はここしかない。 プリチャピの寒々しい映像が心に残る。

  • kps********

    2.0

    真相の分からない怖さがある。

    前半の描写は素晴らしかった。 遠景の描写が素晴らしいので、日常から原発事故の描写が介入してくるシーンに衝撃が宿っている。 もっとこういうシーンを長くして、見る側にインパクトを与えたほうが良かったのではないか? 後半は10年後になり、それら原発事故の後遺症に苦しむ人のドラマとして描かれている。 が、普通の人生でもこの程度には厳しいだろうと思うシーンが前記の撮影方法で 黙々と撮られているので、むしろ原発事故の悲惨さがどこかに行ってしまったかのようにすら感じてしまう。 あまり反響があったようにも思えないし、作品として成功しているとは言いがたいのではないでしょうか。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
故郷よ

原題
LA TERRE OUTRAGEE/LAND OF OBLIVION

上映時間

製作国
フランス/ウクライナ/ポーランド

製作年度

公開日

ジャンル