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ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮 (2012)

EN KONGELIG AFFAERE/A ROYAL AFFAIR

監督
ニコライ・アーセル
  • みたいムービー 115
  • みたログ 318

3.83 / 評価:175件

愛と欲望の果て

  • nakano3chan さん
  • 2013年7月5日 18時36分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

精神を病んだデンマーク王クリスチャン7世
15歳で嫁いだ王妃カロリーネ
啓蒙思想家の侍医ストルーエンセ
この三人の史実に基づく三角関係を描いた格調高い作品。


宮殿の豪華絢爛な生活や貴族たちの利権争いだけでなく、
民衆の苦しい生活も浮き彫りにした事で、
ストールンセの目指した改革へ
王妃も王も傾倒していく気持ちがよく理解出来た。


歴史物としても秀逸な作品だけど、
国王と王妃とその侍医の関係が、
それぞれの立場から丁寧に描かれていて共感出来た。
もしかしたら、王妃にとってストルーエンセは初恋かも知れない。
立場上仕方ないとは言え、政略結婚の後に本当の愛を知るなんて、
“不倫”の一言で片付けるには余りに可哀想に想えた。


時折、知性を感じさせるが奇行を繰り返し、
(wikiによれば偏執狂や総合失調症らしい)
周囲の理解を得られない孤独な国王と
そんな夫に失望した孤独な王妃。
そんな孤独な二人の心を救った侍医。
うまくやればバランスが保たれそうな三人だったのに……。


人の欲望は果てしない。
性急な改革は命取りだし、
何より王妃が侍医の子を妊娠した際に
「男子を産んで欲しい」と臨んだのには、
そこまで望むか…と驚いた。


彼らが様々なものを犠牲にして思い描いた未来が、
子に受け継がれた事が何よりだった。

詳細評価

物語
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