あらすじ・解説
先の見えない戦争の最中、作家(永瀬正敏)は酒場で働く女性(江口のりこ)と一緒に住むことを決めた。だが、幼少時代に遊郭に売り飛ばされた彼女は体を重ねても喜びを感じられず、二人は絶望のふちで互いの体を狂ったようにむさぼり合った。一方、中国戦線で片腕をなくして帰国した男(村上淳)は、精神的後遺症から性行為ができない体になっていた。
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作品レビュー(23件)
- syu********
1.0点
要するに、日本人がいかに下劣で残忍な人間かを世に知らしめることだけが目的のようだ。 奪いつくし、焼き尽くし、殺しつくす?? いったい誰の言葉なのだろう。 あまりに不快だったので、本当にこんなことを書いているのか?と、 坂口安吾の原作とその他をみてみたが、この映画のような陰惨な内容はない。それどころか虚無感の中にあっさりとした楽天的な感もあり、驚いたくらいだ。
- mkm********
1.0点
空襲に晒されながらも営む男女を見て興ざめ。他にも興ざめ箇所多数。 支那人や朝鮮人の野蛮な行為を、日本人がやったかのような反日映画。 天皇陛下と英霊を冒涜する不愉快極まりない映画。
- あ
4.0点
クオリティ.カメラワーク.演出が よくないと言われている作品。 だが、この作品はいわゆる 「綺麗なもん」ではないと思う。 戦争は決して綺麗なもんではないから 綺麗に撮る必要なんかないんじゃないか。と、言わんばかりに私はリアリティにこだわったのではないかと思う。 上手い芝居は必要無く ただただ起こる事をリアルに描いただけ。ある意味商業のために「盛ってない」作品であって、それが出来ちゃうのは凄いと思う。媚びてないのだから。
- mat********
4.0点
脚本・荒井晴彦は他の作品でも天皇の戦争責任をぐさっと刺す本を書いていて日本映画界では誠に稀有な脚本家。本作の演出はイマイチですが、やたら戦争被害を描く作品が多い中 日本の加害性もきちんと描いていて評価出来る作品に仕上がっています。
- kaz********
5.0点
脚本も演出も時代考証も中途半端で、予算も少なかったのであろう粗雑なつくりの映画。到底、メジャーに扱われる事もなく、2,3年も経てば忘れ去られる運命の映画だけれど。 でも、この映画、好きです。 なぜって、「江口のりこ」という女優。 この「女役者(女優では無く)」は、すごいと思う。最近、NHKのドラマにもよく出ているけれど、これからが楽しみ。
スタッフ・キャスト
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