アントニオ・カルロス・ジョビン
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4.0点
台詞なし、全編ジョビンの音楽が流れる映画。 台詞や字幕が無くても、ジョビンの音楽が好きなら楽しめるはず。 それでも映像によって時代やストーリーは存在する。 ボサノヴァの曲はよく耳にするけど、これだけの映像を見る機会はない。 ブラジルのシンガーも名前は知ってはいるが、顔を見る機会が少なく、貴重な映像だ。 圧巻なのが、ジョビンとエリス・レジーナの「3月の雨」のレコーディング・シーン。 お互い向き合って語り合っているようだ。 それからジャズ・ミュージシャンによるボサノヴァの演奏。 エラ、サラ、ガレスピー、ピーターソン、ダイアナ・クラール、ゲイリー・パートンなどそうそうたるメンバーだ。 驚いたのが日本のタレント、マルシアも登場していたこと。 もちろん小野リサも出てきます。 これだけ貴重な映像を80分程度にまとめるのは勿体ない。 3時間位に編集しても飽きないだろう。 残念なのがパンフレットが無かったこと。 これだけたくさんの曲のデータを知りたい。 DVD が出たら買うしかないですね。
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