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ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリー

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2.0

まあひどい

ラヴァーズ・ダイアリー。 一言でいって、ひどいですね。官能表現は別にいいですが、非常に退屈です。 不必要な長回しやセリフ、役者の質もかなり悪い。演出面は不必要なものばかりで効率が悪い上に、嫌悪感を与えてくる。 何が映っているのかわからない(まぁオーラルセックスをしているシーンなんですけど。ストレートには映せないから、男の顔の半分と、女の下半身をバックから撮っている。しかもかなり暗い)シーンをなぜ我々は長いこと見なくちゃいけないんです? そこにいったい何の意味が込められているんでしょうか? テーマ表現の上であそこは数秒かけて撮る意義があるんでしょうか。私はないと思います。 一体何を監督は望んでいるのか。何を表現したいんでしょうか。私には何もないと思います。何かしらのコンセプトはあったとは思いますが、それは単なる主観的であいまいな情感のほかはなく、説得力の非常に弱い、どうでもいい、惰弱で論ずる価値のないものだったに違いありません。だから全シーンにわたって微妙に緊張感に欠けており、どこか漫然としているのです。 その「漫然さ」は役者の質の悪さに表れています。今作で役者がひどい演技をしているのは、役者のそもそもの質の悪さもあると思いますが、大半は映し方がよくないせいです。きっぱりとしていないというか、迷いながら、下手なアドリブを混ぜ合わせながら演技しているように見えます。 例えば、何か一言セリフを言う。その間に何回か表情が変化します。そしてその変化の仕方に統一性がなく、お互いに意味を打ち消しあっているようであり、なおかつ出てきたセリフとも統一感がない、すべての効果がバラバラになっているように撮られているのです。だから大根のように見えるのです。どうやって役者とコミュニケーションをとっていたのか気になりますね。

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