サイコ殺人鬼vs強盗集団
- mr_***** さん
- 2018年11月7日 9時09分
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北村龍平監督のハリウッド進出、「ミッドナイト・ミート・トレイン」(2008)以来の2作目。
ホラーというよりスプラッターなので注意。
訳ありな感じのカップルが強盗集団に襲われ、アッサリ女が惨殺される。
なぜ女が先に殺されるのかわからないが、残された男は実はとんでもないサイコ・キラーだった!
復讐に燃えるサイコ男は次々と強盗団を血祭りにあげていく。
サイコ男を「ワイルド・スピード」に出てくる悪役オーウェン・ショウ役のルーク・エヴァンス。
なかなかのサイコぶりだが、ちょっとインテリ風なのが気になる。
大学のパーティに押し入って14人殺害し、女一名を誘拐した、という荒っぽい狂気のイメージが感じられなかった。
登場人物、全員悪人なので誰にも感情移入できないのが問題かも。
誘拐された女も重要な役で登場するが、被害者なのにちょっと壊れた感じがどうなのか。
中団までの展開は良かったが後半ちょっと中だるみ、ラストも盛り上がっていなかった。
どうせならラストは警官隊と銃撃戦でもやってもらいたかった(笑)
北村龍平監督のハリウッド第3弾、「ダウンレンジ」(2018)が公開されているが、あまり評判になっていないのは残念!
ホラーやスプラッター映画は履いて捨てるほどある中で注目されるには、やはりアイデア、脚本が一味違ったものが必要だと思う。
ただただ残酷シーンの繰り返しでは飽きられる。
例えば「ソウ」とか「ブレア・ウイッチ」のように低予算でも大ヒットした映画もある。
北村監督も何故それらの映画はヒットしたのかを考えるべきだろう。
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