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5.0点
ネタバレ現場を知る人の最善の決断
アメリカの世論に反して、天皇制の保持が日本の統治に良いと考えたマッカーサー元帥とフェラーズ准将の尽力を知り、敬意を表します。 また、従来のしきたりにとらわれないやり方で、日本国民のためにマッカーサーと会談した昭和天皇の行動も良かったです。 マッカーサーは大統領選に敗れ、総司令官を解任され、フェラーズ准将は大佐に降格されてしまったことで、現場を知る人と知らない人との意見の相違を痛感しました。 結局は良い形で日米関係が築けることなったので、現場の意見のほうが的確であることをあらためて教えてくれた映画だと思います。 准将の通訳や恋人、恋人の父親の振る舞いを通して、個人の信頼や恋愛の関係は、国の対立関係を超えて存在することも描かれていました。
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