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3.0点
…あらすじは、解説のとおり。 原題は『WELCOME TO THE PUNCH』なのに、何故か邦題は『ビトレイヤー』。 意味が解らなかったから良いものの、後で調べてみたら思いっ切りネタバレの邦題だった。 舞台はロンドンで、ダークブルー系の映像がスタイリッシュ。 イギリスは銃規制が厳しく、通常は刑事も銃を携帯出来ないそうだ。 そんな事情もあって、かつて捜査官のマックス(ジェームズ・マカヴォイ)は大物犯罪者ジェイコブ(マーク・ストロング)を追い詰めたが、土壇場で足を撃たれて取り逃がしてしまう。 それから3年後、今でも古傷は疼き水が溜まってしまうので、毎日注射針で抜き取ってやる惨憺たる生活が続いていた。 そこへ、ジェイコブの息子がトラブルに巻き込まれて瀕死の重症を負った報せが入り、公立病院へ入院させることにする。 憎きジェイコブを誘き出すためだ。 案の定ジェイコブは息子を取り返しに現れ、マックスは復讐の炎に燃えてとっ捕まえようとするが、気付いたら二人とも巨大な陰謀に巻き込まれていることに気付き、二人は距離を保ちずつもタッグを組んで共通の敵に挑んでドンパチやる話し。 特別の目新しさはなかったが、ジェームズ・マカヴォイとマーク・ストロングのコンビはなかなか良くて最後までダレズに観ることが出来た。 女性捜査官の早々の戦列離脱と、陰の女に強烈な怖さがないのがちょっと残念だった。 タイトルは、断然原題どおりの『WELCOME TO THE PUNCH』がピッタリだよ。
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