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ビトレイヤー (2013)

WELCOME TO THE PUNCH

監督
エラン・クリーヴィー
  • みたいムービー 64
  • みたログ 377

3.17 / 評価:155件

贅肉のない潔いシンプルさです

  • 野暮な江戸っ子 さん
  • 2013年6月18日 3時37分
  • 閲覧数 1276
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

リドリー・スコット製作総指揮という名前を信じてみました。
懐かしいハードボイルドな感じで、一気に見ることができました。贅肉をそぎ落とした編集で、あえて2時間映画にすることなく、99分で描き切っています。説明不足に感じる人もいるかと思いますが、潔くバッサリ切ってる感じです。

イギリス映画であり、舞台はロンドンです。特に強調しているわけではないのですが、アメリカではない空気を感じます。
さらに、イギリスは銃規制が厳しく、通常は刑事も銃を携帯できないのだそうです。これを知らないで、アメリカと同じと思っていると、冒頭から、なぜ主人公が簡単に撃たれてしまうのか、という疑問にぶつかります。

捜査官のマックス(ジェームズ・マカヴォイ)は、大物犯罪者ジェイコブ(マーク・ストロング)を追い掛けてきたものの、足を撃たれ、心身ともに深手を負わされ、逃げられてしまいます。
3年後、トラブルに巻き込まれた息子の身を案じたジェイコブが潜伏先から姿を現します。
再度、逮捕のチャンスを得たマックスは執念の炎を燃やし、ジェイコブを追います。
ジェイコブは、その追撃をかわしていきますが、やがて、二人は巨大な陰謀に巻き込まれていることに気づきます。
立場は違いますが、同じ敵に挑む二人は手を組みます。
ありがちではありますが、政治的陰謀に個と個が手を組み、戦いに臨むという、やっぱりハードボイルドです。
当然のことながら、警察内に裏切り者がいて、邦題のとおりビトレイヤーなわけです。
原題はウエルカム・ザ・パンチなのですが、ハードななかにウイットがあって、こちらのほうがオシャレですね。なるほどな、という感じなのです。

ジェームズ・マカヴォイとマーク・ストロングが、この映画のすべてと言っていいほどです。
因縁の二人ですが、妙な友情さえ感じさせてくれます。
熱く、そして、クールなバランスのいい映像になっているように思います。
闘いは基本的にガン・アクションなのですが、結構見せてくれます。

物語は、一人の傭兵?を倒すことで一応の決着を見ますが、明らかになった政治的陰謀は闇の中に葬られ、イギリスも組織防衛なのだと、残念ながら納得してしまいました。
 

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
  • 切ない
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