黄昏の息子
4.0点
今はリュック・ベッソン調の「ウソまみれでご都合主義」のサスペンス映画が全盛。 そんな中で、あえてシリアスなテイストを追求した映画です。 派手さは無いけれど、「こりゃ痛えだろうな」という場面の連続で、そういう意味で好感がもてます。 主人公が足を撃たれ、3年後も後遺症に苦しみ、時々、膝に溜まった水を抜いている、とか、「現実はそうだろうな」と思ってしまいます。 (ま、最後ばかりは、肩に弾が当たっても、その後すぐに走れていましたが。) 2キロ走っても息を切らさない超人が出てくる話はもはやウンザリ(セガール映画とかの話)。 日常と繋がっているつくりは好きですね。 多くの方が感じたように、この邦題は「どうにかならんかな」と思います。 「パンチにようこそ」の方がずっと良いですね。
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