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劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- (2013)

監督
米たにヨシトモ
  • みたいムービー 56
  • みたログ 370

3.77 / 評価:441件

何がしたかったんだろ

  • shy******** さん
  • 2014年3月11日 4時12分
  • 役立ち度 32
    • 総合評価
    • ★★★★★

しらけます。
非常に。
これは劇場版のこと。

余震がなかなか収まらない、重苦しく無力感が支配するあの頃、夢中になって見たアニメでした。
こちらはTV版のことです。

初視聴当時のよい思い出が強すぎたんでしょうかね。

なんというか・・・。
派手なアクションというメッキに初回は誤魔化されます、確かに。
しかし、回を重ねるとなんだったんだろう・・・と思ってしまう。
あ、同時期に今年度のアカデミー賞の主演&助演男優賞をダブル受賞した映画を見たんですよ。
その映画は簡単にいうと一介のダメ男がいつしか権威と戦うヒーローになっていく話。
トランスジェンダーの男も出てきます。
トランスジェンダーの生きづらさ、明るく振舞う裏にある決して拭えない悲しみやるせなさ、親との断絶・・・。
あ、これtiger&bunnyのレビューでしたね。
ともかくハリウッド映画とアニメ映画を同時期に見てしまったので、アニメの方の印象がフッ飛んでしまった。
なんで、ネイサンのトラウマをクローズアップしようと思ったんですかね。
あまりに軽くてテンプレな苦悩の描き方でした。
大人っぽくしたかったんでしょうか?性向差別の問題なんか取り上げてみました的な感じで。
虎徹は「流される人」でしたね。
前作の大仰な妻との約束はどうしたんでしょう?
TV版最終回の「(ヒーローに)しがみついてやる!」という虎徹は?
まあ、ままならぬのが世の常ですが。
リストラや加齢による衰えをテーマに持ってきたのもリアルに大人っぽくしたかったからでしょうか。
そのわりにはhunter×hunterの敵キャラみたいなお爺さんは感電しても燃やされても呼吸器官まで氷に覆われても死なないリアリティの無さでしたが。
ああ、お爺さんのシーンはフッ飛ばされてほとんどむき出しの肌でガンガン背中を打ち付けるヒロインが痛々しくて不快でした。
バーナビーは無個性になりましたね。
人物としての魅力が全くありません。
今作で「こんなによい人になりました!」とやりたかったから、前作は必要以上にキツくして市民(しかも不細工な女性)を突き飛ばしても平気な男として描いたんでしょうか。

最後のポエム。
主人公の娘が出張りすぎです。
監督の趣味?
瓦礫撤去作業に勤しむヒーローたちを見守る立ち位置のように感じました。
小学生の娘がです。
ちっとも大人っぽくもリアルでもない。

と、ざっと感想でした。
洋物の実写映画に詳しい女性プロデューサーが関わっていらっしゃると聞いていただけに、楽しみにしていたのですが。
アニメのテンプレの域を出ていません。
音楽はよかったですよ、静かなシーンなんかは実写っぽかったです。

最期に。
リニューアルした主人公コンビのガワですが。
あのままだとカッコイイのですが、光らせすぎ。
全身光った時には筋張った蛍光メロンと湯上りの何かに見えました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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