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ローマでアモーレ (2012)

TO ROME WITH LOVE

監督
ウディ・アレン
  • みたいムービー 198
  • みたログ 921

3.60 / 評価:435件

あれよあれよという間に見せ切ってしまう…

  • fg9***** さん
  • 2017年5月12日 16時09分
  • 閲覧数 636
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …ウディ・アレン監督とはあまり相性が良くないと言いながらも、過去に『ギター弾きの恋』、『カイロの紫のバラ』では☆四つ付けた記憶があるので観てみる。
 …あらすじは、解説とおり。
 内容は、主に四つのストーリーが全くの別建てで進み、ストーリーもどう絡み合うのでもないが、切り替わる度に全くの違和感を感じさせないほどにテンポが良い作品だった。
 一つ目は、ジェシー・アイゼンバーグの彼女の親友(エレン・ペイジ)がローマにやってきて、最初のうちは彼女に頼まれて義理で観光案内をしていたが、次第次第に彼女の虜になってしまう。
 そして、お互い関係を結んでいざこれからという時に、エレンに役者の仕事(東京だったことが嬉しい)が舞い込んでオサラバになってしまう話し。
 ここに、ジェシーの恋の指南役として、影のように寄り添うアレック・ボールドウィンが渋い。
 二つ目は、アメリカから観光にやってきた女性がイタリアの男性に道を尋ねたことが切っ掛けとなり、たちまち相思相愛となり、アメリカから両親を招く。
 このお父さんがウディ・アレンで、男性のお父さんは葬儀屋なのだが、風呂場でオペラを歌う習慣があり、その歌声を聴いたウディは彼に魅了されプロへの道を勧める。
 しかし、この葬儀屋のオジサンは風呂場でなければ美声が出せなかったので、演出家のウディは、実際にシャワーを浴びながらのオペラを実演し喝采を浴びるという話はバカ丸出しだが、面白しろかった。
 三つ目は、田舎から新婚さんがローマにやってくるが、新妻が髪を直しに美容院に行ってくると言ったまま道に迷って留守の間に、部屋を間違えた娼婦(ペネロペ・クルス)がやって来て、親戚の前では一時的に夫婦の真似ごとをする。
 そこに道に迷った新妻と彼女の大ファンの男優との危うい関係が絡む。
 ペネロペ・クルスの高級娼婦ぶりにもウットリしたが、新妻役の初々しい女優さんも素敵だった。
 レストランでのニアミスは笑えた。
 新妻の『やって後悔するか』、『やらなくて後悔する』かの悩みが愉快。
 四つ目は、ローマに住む平凡なサラリーマン(ロベルト・ベニーニ)が突如として有名人になってしまう話で、何で何でという?マークが付きっぱなしだったが、ロベルト・ベニーニ節が何とも愉快・痛快。
 いきなり見向きもされなくなった時の気持ちの動転ぶりが見ものだった。
 こんな別建ての四つの内容を組み立てて、あれよあれよという間に見せ切ってしまうのだから、やっぱりウディ・アレン監督って、凄いのかしら?
 役者としても、本作が一番面白かった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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  • ロマンチック
  • コミカル
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