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ボーダー・ラン

ボーダー・ラン

THE MULE/BORDER RUN

96

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3.0

ネタバレシャロンおばちゃん奮闘、米墨国境悲惨劇

移民政策に寛容な政治家を隠れ左翼と叩こうとしていた女記者。 その彼女の弟がアメリカメキシコ国境におけるいざこざで行方知れず。 メキシコに渡り弟探しを敢行するが、ある密入国組織に囚われ睡眠薬を盛られた上レイプされかかる。 しかし組織に橋渡しをしてくれた男に助けられアジトから逃走し、地下トンネルでアメリカに密入国する形になるがその際先の男は国境警備隊により射殺される。取り調べに徹底抗弁し釈放されるも最初に弟探しを手伝ってくれた男と共に再度メキシコへ。 そしてなぜかあのアジトに逆戻りとなり、事の全貌と自分の身体に麻薬を強制的に呑み込まされ「運び屋」にされたことを知る。。。。 実に凄惨悲惨なエピソード。実際に為されているであろうことの一端を窺い知ることが出来た点には謝意。 あの男の裏切り、というか善人なりすまし演技にはまんまとこちらも騙されたが、いかにもな映画的演出。 本作もう一つの肝は移民政策に厳しめの態度を取っていたシャロンが、実際の密入国者の過酷な惨状を身をもって体験した後、移民局の人間にそれまでの態度とは全く逆の主張をするようになった場面。 エピローグの養女エピソードは映画的演出とはいえ、それまでのおぞましすぎるネガな印象を多少は拭い去る肯定的余韻を残した。 シャロンさんは映画当時50代半ばのまんまおばちゃん。文字通り体を張った熱演でしたね。 3.3の三ツ星

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