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エンド・オブ・ホワイトハウス (2013)

OLYMPUS HAS FALLEN

監督
アントワーン・フークア
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3.56 / 評価:1,560件

解説

『完全なる報復』『マシンガン・プリーチャー』などのジェラルド・バトラーがプロデューサーと主演を務めたアクション。大統領を人質にホワイトハウスを占拠するテロリストたちを相手に、元シークレット・エージェントの男がたった一人で戦いを挑んでいく。『トレーニング デイ』『ザ・シューター/極大射程』のアントワーン・フークアが監督を努め、名優モーガン・フリーマンや『ダークナイト』などのアーロン・エッカートら、実力派が共演。ド派手な見せ場に加え、国際情勢を巧みに盛り込んだリアルな説定も見ものだ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

シークレット・サービスとして大統領の護衛にあたるも、大統領夫人の命を守ることができなかったマイケル(ジェラルド・バトラー)。それから2年後、彼はホワイトハウス周辺を担当する警備員となっていた。そんな中、独立記念日を迎えたホワイトハウスをアジア人のテロリスト・グループが占拠し、大統領の解放と引き換えに日本海域からの米海軍撤収と核爆弾作動コード開示を要求する。特殊部隊による救出作戦が失敗に終わるのを目の当たりにしたマイケルは、一人でホワイトハウスに飛び込んでいくが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2013 Olympus Productions, Inc
(C)2013 Olympus Productions, Inc

「エンド・オブ・ホワイトハウス」豪快さと生々しさが混在する大統領官邸の“陥落”劇

 9・11テロの際も攻撃を免れたホワイトハウスは、200年を超す歴史上、テロリストに制圧されたことも破壊されたこともない。SWATの狙撃手が24時間態勢で警戒の目を光らせ、地対空ミサイルまで配備されているといわれる鉄壁の要塞。アクション映画やTVドラマにおいてもホワイトハウスが占拠された例はあまり見られず、すぐさま思い浮かぶのは「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン7くらいか。ところが今年は「エンド・オブ・ホワイトハウス」「ホワイトハウス・ダウン」という2作品の企画が競合。まずはジェラルド・バトラーが製作&主演を兼ねた前者の登場である。

 ホワイトハウスへの攻撃を実行するのは北朝鮮のテロリスト。その手口の詳細は伏せるが、制圧までに要する時間はわずか13分。一部の視覚効果の粗さに目をつむれば、ホワイトハウスの巨大レプリカを建造して撮影し、リアルタイム進行で映像化されたこの急襲シークエンスが前半の最大の見どころとなる。

 中盤以降はバトラー扮する元シークレットサービスがジョン・マクレーンさながらに孤軍奮闘し、気合いと根性でテロ鎮圧に挑んでいく。そのストーリー展開に新味はないが、気がつけば犠牲者が続出したホワイトハウスは死体の山! もはやアメリカは難攻不落の超大国ではないという9・11以降の“リアリティ”がそこに見てとれる。とりわけメリッサ・レオ演じる女性国防長官のいたぶられ方は無惨のひと言。豪快な破壊スペクタクルよりも、細部に吹き込まれた“生々しさ”こそが、アントワン・フークア監督のこだわりの演出といえようか。(高橋諭治)

映画.com(外部リンク)

2013年5月29日 更新

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