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メイジーの瞳 (2012)

WHAT MAISIE KNEW

監督
スコット・マクギー
デヴィッド・シーゲル
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  • みたログ 719

3.91 / 評価:450件

親に向く人、向かない人

  • 一人旅 さん
  • 2020年8月11日 21時28分
  • 閲覧数 623
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

スコット・マクギー&デヴィッド・シーゲル監督作。

19世紀から20世紀にかけてイギリスで活動した作家:ヘンリー・ジェームズによる1897年発表の小説「What Maisie Knew(メイジーの知ったこと)」を、舞台を現代のアメリカに置き換えて映画化したヒューマンドラマの佳作です。

両親が離婚したため10日毎に母親と父親の自宅を行き来するようになった6歳の少女:メイジーが、仕事に忙しい両親に構ってもらえなくなり、やがて両親のそれぞれの再婚相手である若い男女と3人で過ごす時間が多くなっていき―という、両親が離婚した孤独な少女の視点で綴られた人間ドラマです。

“親とは何か”―を少女の円らな瞳を通じて問いかけた切実なヒューマンドラマであり、産んだはいいが親としての務めを果たさない母親&父親の自己中心的な言動と、少女とは血の繋がりのない赤の他人である再婚相手の男女が示す少女への優しい眼差しと誠実な行動が対比的に描かれています。

仕事優先で自分を気に掛けてくれない実の両親との関わりと、二人の再婚相手である若い男女との“疑似家族”的な温かな関わりの狭間に置かれた少女の不安と孤独と悲しみ、そして、やがて訪れる一筋の希望と心の成長を繊細なタッチで綴った人間ドラマで、少女メイジーを演じたオナタ・アプリールの好演は勿論のこと、少女の身勝手な母親を演じた名女優:ジュリアン・ムーアはその演技力の高さゆえに嫌味が倍増しています(褒め言葉)。

詳細評価

物語
配役
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