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THE BULLET ザ・バレット (2010)

THE KATE LOGAN AFFAIR

監督
ノエル・ミトラーニ
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1.56 / 評価:9件

意表だけは突かれる

  • sei******** さん
  • 2013年9月7日 20時09分
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

冒頭は、女性警官(主役)がフランス人実業家をナンパするところから始まります。
警官はいきなり実業家を逮捕し、男が「違う」と言うとあっさり、「間違えました」と引き下がるのです。
しかし、モーテルの前で男を見つけると、飲みに連れ出し、部屋に上がりこもうとする。
ここの辺の展開が実に理不尽ですね。
その男が誰かに似ていたとか、執着するだけの伏線を張っておいて欲しいところです。

この実業家の人物像も、とても知性的とは言えず、「浮気がばれると困る」という発想から、発砲事件でドアの外に警官が来ているのに、女の言いなりになって一緒に逃げでしまいます。
自分が誘拐犯にされそうなのに、20歳かそこらの小娘に「私が解決策を考える」と言われ、またも言いなり。

女性警官は、自分が人質になっていると報道されているのを知ると、「クビになりたくない」という思いから、あっさり実業家を殺してしまう。
(普通、人殺しをするよりはクビのほうを選ぶと思うけど。)

事件の始まりと結末が、明らかに辻褄が合わないのに、取り調べではまったく追及されることなく、女性警官の主張が通ってしまう。
などなど、ひとつ1つが「バカか」と思える展開になってます。

でも、きっとそれがこの映画の狙いだったのだろうと思います。
実業家の奥さんがフランスからやってきて、「これはおかしい。夫がこんなことをするわけがない」と言うが、何も出来ずあっさり帰国してしまう。
せめて、この奥さん(美人)がダンナが無実だと言うのを証明する話にしてくれよ!と叫びたくなります。
結局は、悪い女が世にはびこって、それでエンドクレジット。

観客の期待を裏切ることに専心した映画ですね。
確かに意表を突かれます。
でも、それだけ。
終わり頃には、大半の人が「オイオイ。これでお仕舞なのかよ」と叫ぶことでしょう。

これで良いのかな。
意図的に「まったく韻を踏まない」構成になっていますが、例えば「スーパーヒーローが悪者にあっさり負けてしまう」ような残念感があります。

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