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ラーメンより大切なもの~東池袋 大勝軒 50年の秘密~ (2013)

監督
印南貴史
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3.83 / 評価:24件

タイトルはちょっと不適切です

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2020年6月20日 1時34分
  • 閲覧数 65
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

もともとはテレビのドキュメンタリー番組だったものを、好評だったので劇場公開もして、DVD発売もした、というものですね。
 でもDVDにして長く残るものにしてくれて、よかったと思います。みんなに見てほしい作品です。

 伝説のラーメン職人山岸一雄さんが、ラーメンの味にどれぐらい厳しいこだわりを持っていたかを描いた、そうですね映画「ラーメンガール」にちょっと似たというか、そういう話かと思っていたら。
 山岸さんは終始一貫、温厚そのものなので意外でした。

 ラーメンなんて作ったこともないという人が弟子入りを希望してきても、すんなりと受け入れてしまう。
 不本意なことを弟子がしても怒鳴るわけでもない。
 弟子が何週間か修行しただけで出て行って、「大勝軒」を名乗る店を開店しても、文句も言わないし権利金もとらない。
 あれだけ有名になってるんだから、商才があれば大金持ちにもなれるところなのに、16席しかない小さい店を営業する以上に何の野望もない。

 そういう山岸さんの生き方が何に由来するのかを、このドキュメンタリーは見事にえぐり出しています。

 ただ、このタイトルはちょっとズレてるなとは思いました。
 山岸さんはラーメン「より大切なもの」のためにラーメンを作っていたのではなくて、ラーメンと心中するつもりでラーメンを作っていたように感じました。
 だから、1年で歩けなくなると言われても治療も受けなかった。
 もしラーメンより大切なものがあるなら、ラーメンが作れなくなってもそれを守る、ということになりそうなもんだけど、そうじゃないですもん。ラーメン作れないなら生きててもしょうがないと思っておられる。
 しかもそれは、この店で作るラーメンじゃないとダメなんですね。お客さんが行列作らなくていいように、移転して、大店舗にして、なんていうことは、ありえない。

 なぜか。
 っていうドキュメンタリーです。しみじみと心に染みます。

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