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ラーメンより大切なもの~東池袋 大勝軒 50年の秘密~ (2013)

監督
印南貴史
  • みたいムービー 7
  • みたログ 35

3.82 / 評価:22件

ラーメンを愛し、人との結びつきを愛した男

  • movie oyaji さん
  • 2013年12月14日 19時00分
  • 閲覧数 1220
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

もう20年近く前になるかなぁ~~~
当時、ラーメン本片手に食べ歩きなんぞをしていたんですよね。
もちろん、その中で一度は足を運ばなきゃならん“行列必至の店”『大勝軒』
空いていそうな時間帯を狙って、いざ東池袋の地へ行ったのを思い出します。

池袋駅からは、少し歩きましたかね~、近くの建築工事現場の喧騒の中にありました、写真で見て知った質素な佇まいの『大勝軒』
穴場の時間を狙ったのが功を奏したか店頭には5・6人の並びでした。作品の中でも大将が言っているように店内は思ったより手狭でした。その替わりに店外の周りに簡易なテーブルを並べて常連客は食べていましたよ。
いよいよ私の番がきて、案内されたのがカウンター席で厨房内がよく見渡せたのを覚えています。注文はオーソドックスにラーメンを頼もうと思っていたのに、なぜか他のお客さんに感化されて、つけ麺(あつもり)を注文しちゃってね(そうそう当時つけ麺ブームだったし、元祖つけ麺店だもんねぇ~♪)
店内に充満するラーメン店独特の匂いは、他店と何ら変わらないと感じたのもつかの間だった。ひと口スープを味わった瞬間に、自称ラーメンフリークの私もビックリしたわっ!「これかっ!」と、行列の理由、病み付きになる訳がビビビときたよね。
大げさでも何でもなく過去に味わったことのない味でした。今でこそ出回っていますが、当時はあの酸味の効いた独特の風味が驚くほどに新鮮だったのを思い出しますわ。
ふつう盛なのに、量が多かったよね~完食しましたがね♪
残念だったのは大将ではなくお弟子さんが切り盛りしていたことですかね。

これが私の『東池袋・大勝軒』の顛末記でした。

ドキュメンタリー・カメラは、1961年創業の『大勝軒』の大将・山岸一雄に密着したものです。たかがラーメンされどラーメンを地で行く大将が、あそこまで人から愛された訳が良く導き出されています。
ラーメンに誘われて人生の勉強として修行に来る人にも惜しげもなく手ほどきする笑顔の大将。その笑顔の裏付けにあった亡き妻への思いで結ばれる作品は感動ものでした。
“ラーメンより大切なもの”家族をはじめとする人と人との結びつきを一生大事にしたラーメン屋・山岸一雄の生き様を永きに渡って追ったドキュメンタリー・フィルム。

あれからラーメン人気も時代とともにうなぎ上りです。スーパーの陳列棚においても、なんと『大勝軒』のラーメンが山岸一雄大将のにっこり笑った写真入りパッケージで売られている時代になりましたね。当時では考えられなかった現象ではないでしょうかね。

現在巷では、のれん分けした「大勝軒」が溢れていますが、それもこれも山岸大将の人柄故なのです。
元祖つけ麺目当てでも、大将目当てでも、グッと心に染入る内容でした。

詳細評価

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