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ホワイトハウス・ダウン (2013)

WHITE HOUSE DOWN

監督
ローランド・エメリッヒ
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  • みたログ 2,908

3.68 / 評価:1,820件

大興奮!ド感動!傑作アクション誕生!!

  • 映画生活25年 さん
  • 2013年8月20日 4時32分
  • 閲覧数 6867
  • 役立ち度 59
    • 総合評価
    • ★★★★★

簡単に言ってしまうとダイハードのホワイトハウス版、また先頃にも「エンド・オブ・ホワイトハウス」が公開されていたが、二番煎じのような感はない。

確かにダイハードを彷彿とさせるシーンは随所にあるが、それに匹敵するほどのスリルと興奮、そしてラストは思わぬ感動に震えるほどである。

ダイハードのパクリだ二番煎じだと言われるかもしれないが、私はうまく取り入れているところにむしろリスペクトを感じた。

今回のテロリストはイスラムでも北朝鮮でもなく、発生が懸念される国産テロ。
ホワイトハウスが占拠など有り得ないとも思うが、シークレット・サービスが手引きをしていれば話は別。

その裏切り者を演じたのが久々のジェームズ・ウッズ。
これが渋い。
貫禄十分でテロリスト集団を操る。
息子は軍人だったが、大統領が命じたイランでの秘密作戦で死亡。
その愛国心は歪み、憎悪に変わり、大統領、国家、そしてイランに深い恨みを募らせる。

またこのテロの背景には中東和平に走る大統領に反発する軍需産業の陰謀も横たわる。

主演は最近公開作が相次ぐチャニング・テイタム。
精悍な顔立ちのたくましい若者だが、今回演じたのは11歳の娘を持つ父親役で、ダイハードと同じく名前はジョン。

離婚して別居中の娘は11歳らしからぬ大統領オタク。
中東和平に関する鋭い質問には大統領もタジタジ。
父親に連れられホワイトハウス見学ツアーに来ていたところ、このテロに巻き込まれる。
この手の作品にありがちな「足かせキャラ」でもあるが、ちなみに病弱ではない。

やはりこの娘の勇気ある(?)行動でかなり混迷してしまうが、ダイハードの妻ホリーを思い出させる表情も見せる。
そしてこの娘がやってくれる。
ただ救出されるだけのキャラではなく、この娘が物凄いことをやってくれる。
何をするかは是非是非ご覧あれ。

大袈裟かもしれないが、このシーンは映画史に残る名シーンになるだろう。
今後他作品でもパロディ使用されること必至。
などと書くと冗談かと思われるかもしれないが、このシーンには本気でド感動。
思わぬ感動に震え、涙が出そうになってしまった。

無敵の主人公には銃弾は当たらないなどのお約束要素はあるが、彼女のこのシーンのおかげですべて許せる。

他のキャラではツアーガイドに注目。
「あぁコイツ死ぬな」と思ってしまうキャラなのだが、コイツも意外な活躍をしてくれる。

また詳しくは説明を控えるが、名優リチャード・ジェンキンスが議長役を好演。

ただし大統領を演じたジェイミー・フォックスは少々貫禄不足。
ウィル・スミスじゃなくて良かったが。

「2012」はただ派手にドタバタやる大味さが気に入らなかったが、本作のアクションは大味感はなく、スリルあり、迫力あり、そして爽快感もある。
迫力の映像はさすがは「破壊王エメリッヒ」と言ったところだが、飽きさせない展開は素晴らしい脚本の賜物。

ラストのラストに出来過ぎたところはあるが、中東情勢や国内政治という背景を巧みに取り入れながらも、怒涛のバトルで飽きさせない。
そしてユーモアも両立させている緻密な脚本である。
ちなみに序盤の家族の会話に重要な伏線があるので要注目。

ダイハード以降アクション映画は多々あったが、これほど見事な作品はなかった。
このスリル、この高揚感、この爽快感、アクション映画でこれほどの満足感を味わえたのは久しぶりである。
ダイハードに匹敵する傑作誕生と言っても過言ではないだろう。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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