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フェニックス ~約束の歌~ (2013)

ROCKIN' ON HEAVEN'S DOOR

監督
ナム・テクス
  • みたいムービー 51
  • みたログ 115

4.18 / 評価:163件

もう十分泣きましたので、勘弁して下さい

  • fg9***** さん
  • 2017年4月26日 14時00分
  • 閲覧数 439
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、解説のとおり。
 ある日、アイドル歌手のチュンイがクラブで暴行事件を起こす。
 あれれ?韓国のアイドルものを観始めちゃったのか?と思い調べると、人気バンドFTISLANDのボーカルのイ・ホンギとかいう人だ。
 全く知らないが、観続けることにしよう。
 で、彼は暴行事件の懲罰として、病院での300時間の社会奉仕活動することになるが、
 その病院の患者たちは何故か大らかに過ごしている。
 その患者の中に、大好きなマ・ドンソクが出て来たので俄然見る気が湧いてくる。
 その患者たちは大らかどころか、その病院はホスピスで、治療しても治癒する見込みのない患者たちが、最後の日々を過ごしている場所だった。
 元ヤクザのムソン(マ・ドンソク)=ドラム、病院を抜け出してキャバレー通いをする男ボンシク=ギター、屈託のない可愛らしい笑顔の10歳の少女ハウン=キーボード、チュンイの奉仕活動の監督係の美人のお姉さんアンナ=ベース・ボーカル、という面々で『フェニックス』という名のバンドを組んでいる。
 そんな最中、そのホスピスは経営難に陥り、閉鎖という事態に至ろうとしていたので、バンドのコンテストに出場して、その賞金でホスピスを救おうと考える。
 しかし、そのバンドはあまりにもヘタッピーだったので、チュンイに指導をお願いし、練習に励んで、オーディションに出場して……そして、優勝して……ホスピスを救う……といったベタベタストーリー。
 ではなくて、オーディションの最中に、ドラムを叩いていたマンソクが血を吐いて倒れてしまい、ありゃりゃ、これから一体どうなるの??という展開だが……奉仕活動が終わったらアメリカ進出がかかっていたチュンイが、自らの名声と栄誉を投げ捨てて、病院の庭で『フェニックス』のコンサートを開いて募金を募ることを公言する。
 で、その後、クライマックスのコンサート突入かと思われたが、それは禁じ手だろうという展開が待ち受けている。
 コンサート会場のスクリーンに、『フェニックス』のメンバーたちのビデオレターが流れちゃうのだ。
 メンバー以外の、5歳の男の子を残して先立つお母さんのビデオレターは、涙腺決壊必至だ。
 身寄りがいないマンソク兄貴も弟分に別れを告げる。
 『いまだから言う。
 俺はお前より、実は3つ年下だ。
 スマン。
 今度生まれ変わったら、お前のこと兄貴って呼ぶよ。』
 こんちくしょう。
 泣かせるじゃないの。
 こんな風に、自分の来し方・行く末を一人一人が語るので、長~い。
 もう十分泣きましたので、勘弁して下さいと言いたくなるほどの、涙のオンパレード、怒涛の攻撃だ。
 エンディング曲も高音部にハリがあり、なかなか聞かせてくれる。
 あらゆるジャンルで容赦なしで観る者の心を打つ韓国映画だが、アイドル主演作までも侮れず、一見の価値は十分にあった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 切ない
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