長いわりに見せ場少ない
- morecambeandwise さん
- 2019年7月20日 18時04分
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世界最大のイスラム国で爆弾テロ事件が起きて、疑われたアメリカ人と彼を捕らえた警察官の不思議なタッグ。犠牲者となった王女も実は生きていて、という謎に次ぐ謎な展開。
本当ならテンポよくいくようなプロットなのですが、ストーリーは迷走した印象。監視とか盗聴とか、当たり前に気づけよ、みたいな罠に簡単にはまってしまう主人公たち。行動にもあまりに警戒心が足りないし、直面している危険にも鈍感すぎる。
スルタンまで殺されてしまい、宰相が敵と内通している、とかどこまで風呂敷ひろげるんだろう、と思っても、結局はミッキー・ローク演じるマリクの単独の巨大な詐欺事件。なんでこんなみみっちいこそ泥にみんな加担して言うことをへいへいと聞いているのかがわかりませんでした。
王女や人質になったハシムの家族も美人だったりかわいかったりはするんですが、魅力を発揮する活躍の場がほとんどなかったですね。
主人公ジェイクの正体で少しひっぱろうとしたんでしょうが、よくよく聞いてもバックグラウンド自体はあまり大したことじゃなくて、期待して損した、みたいな。
アクション、プロット(トリック)、キャスト、のどれを魅力として押し出すか、のチョイスに失敗したんじゃないでしょうかね。インドネシアのロケーションだけが魅力ある感じでした。暑そう!というのが一番の特徴?
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