なにもかもが妄想?それとも彼はやったのか
- ggd***** さん
- 2020年7月17日 16時03分
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この映画を見て、私はなぜかJOKERを思い出した。
どこまで平田を信じてあげていいのか分からない。
妄想が激しすぎるので、
すべての出来事自体が妄想に感じる。
世界はなにも起こっていないのに、
彼だけは自分は特別な存在、いつか何か起こることを信じて疑わない。
自分は天才で、今なにも起こらないのはまだその日じゃないから。
でももしかしたらその日は、今日かもしれない
最高の映画がいつか絶対に作れる。
いつか
めちゃくちゃダサイ映画だったけれど、めちゃくちゃ刺さった。
大半の人は凡人で、
でもそれに気付くまでは自分は特別な存在でいられる。
自分は何者かになれる
と謎の自信は若さ特有の恥ずかしい自己の過大評価、自意識過剰etc...
それが社会から浮いた状態のまま成人してしまったせいでFUCK BOMBERSの全員は少年時代から思考回路が変わっていない…
この映画はスプラッタコメディか?
実は結構おバカでかわいいヤクザを愛でる映画か?
どう言った気持ちで見ればいいか分からないが…
星野源がめちゃくちゃにされる映像は見ていて気持ちが良かった
ヤクザに殴られて、拉致られて、
殴り飛ばされて、白目を剥いて、日本刀で頭ざっくりされて、
やられまくりで、こんな星野源はもう見れないだろうなっておかしかった。
こんなにも狭い世界でしか生きれていない平田が
さも素晴らしい日々を自分は生きていて、
しかも今日は最高の映画が撮れたのだと信じて疑わない姿はちょっと元気出た
平田には絶対なりたくないけど〜!
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