本筋のストーリーに今一つ張り詰めたものが
- fg9***** さん
- 2017年3月8日 15時35分
- 閲覧数 773
- 役立ち度 0
- 総合評価
…劇場版とあるからには、テレビドラマもあったのだろうが未見。
…あらすじは、解説のとおり。
アタル(中居正広)が、サヴァン症候群がもたらす特殊能力を備えた男を演じ、バッタバッタと難事件を解決していくシリアスなサスペンスものと思ったら、結構コメディ要素満載で、なんじゃぁ、こりゃぁ、と観続けるうちに、栗山千明のコメディエンヌっぷりと北村一輝との掛け合いも愉しく、田中哲司の言い回しも結構楽しめた。
また、片足義足の管理官・松雪泰子とアタルとの心の距離感が詰まる場面も良かったが、本筋のストーリーに今一つ張り詰めたものが感じられなかった。
マドカ(堀北真希)の総銀歯には多少の怖さが感じられたものの、どうしたって極悪人見えない。
従って、アタルとマドカとのラブストーリーに落ち着かざるを得なかったのだろう。
結末は、多少切ないものがあったが、一足飛びにアメリカに行き過ぎで、ユリの花も莫大に使いすぎ、と突っ込みたくもなるが、まぁ、一見の価値はあったかな。
詳細評価
イメージワード
- 未登録
このレビューは役に立ちましたか?