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危険なプロット
2013年10月19日公開

危険なプロット

DANS LA MAISON/IN THE HOUSE

R15+1052013年10月19日公開

ivo********

3.0

ネタバレ文芸作=のぞき趣味

文芸作って、(SF・ファンタジーがもっぱら好きな)自分的には「だから何?」って感想しか持てないことが多いのだが・・・ 文芸作は、人間に対する興味というよりも、人が誰しも多かれ少なかれ持っている覗き趣味を刺激しているのでは?というふうに思っている。 僕は、HSPなのか、日常でも他人の言動の根拠についてあーでもないこーでもないと深く考えすぎてしまって疲れてしまうところがあるので。。。なんで、そういう気苦労を映画にお金払ってまで、さらにしなきゃいけないの? 本作は、文学執筆と批評にハマる教諭と生徒を、独特な演出でメタ的に描いているところは面白かったし、「文芸好き=覗き趣味」という僕の仮説を裏付ける内容にもなっていたのではないかと。 この話、先日観た「パラサイト・半地下の家族」に少し似ている。 ただ、格差の問題について正面から触れたりはしてないし、主人公の少年が無職の片親の世話をする貧しい子というふうにはまったく見えず。彼が貧しいながらも、数学と文学に秀でた才能を持っている理由はなんなのか? 友人の家庭を生々しく描いているのに対して、主人公のリアリティはゼロ。 期待しすぎてしまったオチのぼんやりしたユーモア感とか、まさにおフランスという感じ。

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