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皇帝と公爵 (2012)

LINHAS DE WELLINGTON/LINES OF WELLINGTON

監督
バレリア・サルミエント
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  • みたログ 37

3.15 / 評価:27件

タイトルからは想像できない反戦映画EU版

  • cineman81 さん
  • 2014年6月17日 18時25分
  • 閲覧数 500
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

学校で歴史を詳しく教えない日本人には難解な作品です。しかしこれがヨーロッパで歴史上繰り返し行われてきた戦争の実態の一面です。人種が入り混じっていても、国家の意向によって敵になり、無理やり兵隊にさせられ、無謀な前線拡大は犠牲者と脱走兵を生み、糧秣は途絶えてしまう。盗賊や強姦は日常化する。そういった実態を描いた異色のヨーロッパの反戦映画だ。
軍といえども国内の戦闘であり、家族や仲間を連れて大移動しなくてはならない。そして家や畑は焼き払われ、故郷は灰燼と化す。日本では沖縄以外味わっていない戦争の悲惨さがそこにある。
ラストに生き残った学者が灰になった故郷に、障害のある孤児を連れて帰ってくる。その意味するものは、知性と寛容こそが新たな人の営みの種を蒔くということなのだ。

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物語
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