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椿姫ができるまで (2012)

TRAVIATA ET NOUS/BECOMING TRAVIATA

監督
フィリップ・ベジア
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3.69 / 評価:13件

オペラではこういう演出をするものなのか。

  • rintin さん
  • 2020年1月20日 21時16分
  • 閲覧数 72
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    • 総合評価
    • ★★★★★

2011年のエックスアンプロバンスでの公演のメイキング。字幕もナレーションもなく、淡々と稽古の模様が映し出され、本番の映像はほとんどない。

オペラがこのようにして作られていくのかという参考になった。

普段着で稽古する俳優に、監督が舞台上で真横から指示する内容は、意外とオーソドックスではあった。解釈に基づいた指示なのだが、その解釈自体も比較的長めに説明している。そしてナタリー・デッセイをはじめとする俳優も、比較的素直に受け入れ、編集後とは言えかなりスムーズに稽古が進む印象だ。でもオーソドックスだからこそ、それを実践するのは難しいのかもしれない。例えば…

・単に情報を伝えるのではなく、その意味合いを考えて伝えよう
・まだアルフレードを半分しか信頼していないことを表すため、片手だけ顔に当てよう
・演技を見せるだけでなく、演技を2人の絆という真実に近づけるのだ!
・ヴィオレッタは父に命じられてアルフレードへの手紙を書こうとするが、何と書けばいいのかわからない、でもやはり誰も私たちの関係を割くことができない、そんな気持ちをクラリネットで表そう!
・クライマックスでは、観客を悲しみに引きずり込む演技を。

やはり本番と補完的な存在で、本作だけで感動が生まれるものではない。

でもおかげで、自分が観た別の公演と比較することもできたのもよかった。

詳細評価

物語
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音楽

イメージワード

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