2013年11月2日公開

ばしゃ馬さんとビッグマウス

1192013年11月2日公開
ばしゃ馬さんとビッグマウス
3.6

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

次々と脚本コンクールに応募するものの、一次審査すらも通らない34歳の馬淵みち代(麻生久美子)。そんな彼女と同じシナリオスクールに通う26歳の天童義美(安田章大)は、自分の作品をほとんど書いたことがない割には、常軌を逸した毒舌で他人のシナリオを酷評する。そんな彼らが出会ってしまい、何と天童がみち代にほれてしまう。嫌味な自信過剰男だと自分を嫌うみち代に認めてもらおうと、ついにシナリオを書くことを決意する天童。意外な彼の真摯(しんし)な姿に、みち代も心を開き始めるが……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(131件)

切ない25.9%笑える13.7%コミカル13.4%泣ける10.9%かわいい8.9%

  • tos********

    3.0

    二人の才能

    学生時代から脚本家を目指していた馬淵みち代。コンクールに応募するも、予選落ちを繰り返し三十路を迎える。それでも夢に向けシナリオスクールの通う。そこで年下の天童義美と知り合う。彼はすっかりみち代にほれ込むが、彼女は大口ばかりたたく彼に呆れる。  まず若いのに、しっかりした夢を抱いた二人に感心します。そして努力しても実を結ばない姿が、とてももどかしい。夢をあきらめた元カレや、つかみかける友人も描かれていて、軽妙だけど深みがありました。どんどん書くという馬淵と批評は冷静という天童に、それなりの道が開けると良いなと応援したくなります。

  • yab********

    4.0

    夢あきらめた人に寄り添える人

    夢をかなえるのは難しいが、夢をあきらめるのはもっと難しい。  でも、夢を追いかけることは、けっして無駄なことではない。  夢を追いかけたという歴史は、確実に残る。    絶対に夢をかなえてやるという前のめり系。  自分は本気を出していないだけという脱力系。  タイプはいろいろあれど、何かに挑戦していたという足跡は残る。  世に出た脚本家と自分を比べてもむなしいだけ。  何かの本に書かれていたけど、自由と安心のいいとこ取りはとっても難しい。  けれど彼らは、何十年か経って、夢あきらめた人に寄り添える人にきっとなれるはず。  そこまでの期待と余韻を感じさせてくれる作品。

  • cyborg_she_loves

    2.0

    夢は諦めた方がいいこともあります

    有名な話ですけど、井上陽水さんって、高校時代は歯科医になるために猛勉強していたけど、3回受験して3回とも失敗して、方向転換してそれまで趣味としてやってた音楽の方を本格的に始めたら、結果的にそっちで大成功して日本の音楽シーンに巨人的な足跡を残した人です。  夢っていうのは、失敗しても失敗してもどこどこまでも諦めないのが美徳である、とは限らないのだということを教えてくれる、好例です。  人間ってのは、自分のことを必ず正しく理解しているとは限りません。  自分のことは自分が一番よく知っている、とは限らない。  自分はどうしても○○がやりたい、自分には○○が一番合っているんだ、という信念は、しばしばただの思い込みにすぎないことがあるものです。  上に挙げた井上陽水さんはその典型ですけど、失敗するっていうことは必ずしも不幸であるとは限らない。失敗することでむしろ初めて本当の自分が見えるようになる、っていうことが、あるものです。  この映画の「みち代」(麻生久美子さん)を見ながらずっと、そんなことを考えていました。  34歳という年齢は少し遅すぎるような気もしなくもないですが、自分に脚本家の才能がないことに気づいてスッパリと諦めたのは、彼女にとってはよかったと思います。  この映画ではみち代は、自分が脚本を書くだけで、他人の脚本を分析するということをやってるシーンが1つもありません。  自分の中からあふれ出てくるものをそのまま形にしたら優れた作品が出来上がる、なんていうことが成り立つのは、全世界でもほんの数人の神がかり的な天才だけ。  才能というのは、他人の才能と触れ合う中で初めて目覚めてくるものです。  優れた脚本家になりたいのなら、世の中に山ほどいる普通の映画好き・ドラマ好きの10倍も100倍も映画やドラマを見て、他人の脚本や演出を分析して、どこがどう優れているから人々から賞賛されているのかを自分なりに徹底的に研究してみる努力が必要でしょう。  そういうことをまったくやってない時点で、みち代には脚本家になる才能はないんです。彼女はもっと早くそのことに気づいて、もっと早く諦めるか、あるいは根本的にちがう努力を始めるか、すべきだった。  と、私はこの映画を見ながら思いました。  以上は、この映画のテーマの1つである「夢を諦めない」ということについてでした。  次に、もうひとつの柱である、みち代と天童義美(安田章大さん)との恋愛話について言いますと。  この2人に、ただの友人関係以上の親密な感情が芽生えたのは確かですが、それは、傷を舐めあっているうちに生じた親近感の一種であって、本物の恋愛感情ではないと私は思いますね。  これを「ラブコメディー」に分類するのは、違うと私は思います。  ここにあるのは本当の「ラブ」ではないし。  ここにある笑いは「コメディー」といえるほど面白くもない。あちこちにかすかなユーモアはちりばめられていましたが、本当に笑えるシーンは私には1つもありませんでした。  上でクダクダと書いたようなことを考えさせてくれたことは良かったとは思いますけど、映画として感銘を受けたり、面白かったりした点は、ありませんでした。  最後の方に何か大事なメッセージが込められてるのかなと思ったから最後まで見はしましたが、見終えた結果は、特に何もなかったな、という感想を持っただけでした。

  • k_d********

    4.0

    現代に響く作品

    夢に向かって努力と言えば聞こえはいいけど、実際のところは夢を諦める踏ん切りがつかない女性。将来のビジョンがなく口だけ番長の若者。とても現代らしいというか、リアルなお話だと思いました。麻生さん、美人~。安田さんもリアルでした。

  • yuk********

    5.0

    ネタバレ「『ばしゃ馬さんとビッグマウス』:」

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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麻生久美子馬淵みち代
安田章大天童義美
岡田義徳松尾健志
山田真歩マツモトキヨコ
清水優亀田大輔
秋野暢子天童育子
松金よね子馬淵絹代
井上順馬淵治

基本情報


タイトル
ばしゃ馬さんとビッグマウス

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日