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グランド・イリュージョン (2013)

NOW YOU SEE ME

監督
ルイ・ルテリエ
  • みたいムービー 700
  • みたログ 5,489

3.65 / 評価:3673件

☆素直に鑑賞して、騙され、楽しもう!☆

先日、行われた鑑賞会で、今作を鑑賞。
これは、予想外の面白さでした。

いい意味で、理詰めの映画とは対極的な、
息抜き、ガス抜き的な存在のある映画でした。
こういう映画は、素直に気持ちよく、騙され、楽しむに限ります。

数多くの映画を鑑賞している立場の意見として、
映画の一番の楽しみは、
我々の想像を超えた楽しみを、観客に見せ、楽しませること。
それは、映像で、異次元の世界を見て刺激を感じることであり、
今までに感じなかった感情を覚ましたりすること。

誰もが忘れており、
誰もが、鑑賞時、自覚していない、重要な事。
それは、そもそも、映画の世界は、嘘の世界であること。
プロの役者が、架空のキャラで架空の世界で縦横無尽に動き回り、
そして、ホンモノの感動を与える。
実に、今作の世界観と見事にシンクロしており、
今作の世界観の面白さを更に、拡げている。

更に、更に、映画というものは、予測不可能な世界を堪能すること。
予測不可能な行動、仕草、結末。
これも、想像を超えた世界を見せるという映画の面白さでもある。

4人のスーパーイリュージョニストチーム
『フォー・ホースメン』が仕掛ける、3つの計算されたイリュージョン。
このイリュージョンは、嘘なのか? 本当なのか?
そして、このイリュージョンの真の目的とは?

イリュージョンという幻想的な世界という設定で
見せる、現実と虚構の曖昧な世界。
その曖昧な世界で繰り広げられる、
スタイリッシュで華麗な真の目的とは?
ネタバレしない限りで言えば、
この映画では、誰もが死んでいません・・・(笑)。

正直、私の様な凡人には、この展開と結末は予測できない。
この予測、イリュージョンのネタを追求する事や、
アラ探しの斜め目線で、鑑賞するのが馬鹿らしくなり、愚かであると感じる。

今作の台詞を引用すれば、
『誰よりも利口になれ。』
『常に、数歩先を進んでいる。』
『近づいてみるほど、見えるはずのものが、見えなくなる。』
オチや結末を知った時、この台詞の真の意味を知るとは思わなかった。

出演者も、見事な演技で、観客を騙している
主人公、アトラスを演じた、ジェシー・アイゼンバーグは、
『ソーシャル・ネットワーク』のマーク・ザッカーバーグを思い出させる様な、
早口でまくしたてるキャラを演じ、
脇を固める、サブキャラの癖のある演技も見所。
特に、胡散臭い、メンタリストを演じた。ウディ・ハレルソンの強烈さや、
トリックを見破る元マジシャンを演じたモーガン・フリーマンの怪しさが印象的。
残念なの、ホースメンのスポンサーを演じた、
マイケル・ケインの扱いが、雑だったこと。

今作は、まさかの、☆満点。
今、見ているものが、全てではない。
そして、見ているものが本当ではない。
それがどういう意味なのか?
素直に鑑賞し、騙され、爽快感を感じてもらいたい。
これも、映画の面白さであるのは間違いない。

全米では、大宣伝をしていないのに関わらず、
口コミで拡がり、結果的には、大ヒット。
日本でも、口コミで見事に騙され、
ヒットしてもらいたいのだが。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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