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オンリー・ゴッド (2013)

ONLY GOD FORGIVES

監督
ニコラス・ウィンディング・レフン
  • みたいムービー 123
  • みたログ 762

2.56 / 評価:466件

現代版カルト映画としてみれば

  • ordinarydesu さん
  • 2014年12月16日 2時44分
  • 閲覧数 928
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

wikiによるとカンヌでは「スタンディングオベーションを受ける一方、ブーイングも飛び交うなど、激しく賛否が分かれた」という本作品。個人的にはこのカンヌでの上映での現象は大いに納得します。なにしろ悪い白人をタイの警部がボコボコにするという話ですからw

 あらすじは他の方が書いてらっしゃるのでその他のポイントとして
 バックグラウンドがほとんどなく人の会話シーンは合計で20分も無いかもしれない。エロティックな場面やバイオレンスが織り込まれているものの映像描写としては抑えている。にもかかわらず見る側に陰惨なイメージをきっちり植えつけるところは凄い。テーマやメッセージがありそうで無い。
 
 しかし個人的には引き込まれてしまいあっという間のエンドロール。最後にアレハンドロ・ホドロフスキーに捧ぐと字幕が出てきたところで全て納得。「ああこういうのも撮れるんだな」とニコラス・ウィンディング・レフン監督の広いふり幅を垣間見たといった感じです。

 この映画にはハリウッド流のエンターテイメント性は皆無です。ジュリアンを演じたゴズリングも「ドライブ」の時とは程遠いダメダメな役柄です(主人公なのに)
 エンターテイメント性がうかがえるとすれば、アクションシーンです。警部を襲撃するシーンや主人公と警部の素手のタイマンシーンの演出はお見事。
 本作で「神」として位置づけされたチャン警部の絶望的な強さと絶対的道義性の演出は神がかってました。もちろん役者さんも凄いんですが。
 ただ他のほとんどのシーンの演出効果に批判されている方々は辟易してると思います。

 しかしホドロフスキー監督へささげてるということはカルトムービーとして見てみると、案外スッキリします。現代版らしく美しいビジュアルを効果的に扱ったカルトムービーですね。
 個人的にはカンヌで見ていたらスタンディングオベーションしていたと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 不気味
  • 知的
  • 絶望的
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