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オンリー・ゴッド (2013)

ONLY GOD FORGIVES

監督
ニコラス・ウィンディング・レフン
  • みたいムービー 123
  • みたログ 762

2.56 / 評価:466件

☆5でも☆1でもいい。ならば間をとろう

  • TとM さん
  • 2018年5月29日 8時55分
  • 閲覧数 962
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

セリフが極端に少なく、演技と色合いを強調した映像と、印象的な手の演出で表現しようとする挑戦的な物語は、前半だけでとんでもない傑作を予感させた。
しかし後半に失速、というか、ラストまで同じテンポのまま一定以上の盛り上がりをみせることなく終わってしまって、自分の中で必要な満足を得られなかった。
エンディングかそれに近い場所で1つ期待を裏切るような展開があっても良かったように思う。これでは予想通りすぎる。

監督で脚本のレフンは神への挑戦を描きたかったと言っていたと思うが(違っていたらごめんなさい)序盤から印象的にフォーカスしてきた「手」が殴り合いのシーンで一発たりとも当たらない辺りに神に対する西洋人の認識と私の認識のズレを感じた。
人も神になれる日本では神とはそれほど絶対で届かぬ存在ではないのだ。ここにも本作が傑作になり得なかった理由があると思う。


ここでの評価は当然だよねという感じで低いが、シャープでストイックな「ドライヴ」の娯楽性を全て芸術性に転嫁してしまった本作に高評価をつける人のことも理解できる。
絵画でいうならキャンバスに絵の具が滴っただけのアート系抽象画のようなもので、まともな風景画を期待している人は観てはいけない。
とりあえず私は興味のなかった同監督の「ネオンデーモン」を観てみることにする。
本作よりもレフン監督が洗練されたのならば期待できるかもしれない。そう思わせるだけの力強さが「オンリーゴッド」にはあった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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