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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
2013年10月26日公開

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語

1162013年10月26日公開

kis********

4.0

ネタバレメタフィクションです。

TV版のまどマギは、魔法少女という非論理的なジャンルに論理的説明を持ち込み、見事成功した作品でした。 過不足なく完結しており、そこに何を加えても蛇足にしかならないのは、ファンだけでなく、製作スタッフ自身が十分承知だったでしょう。 しかしながらこれだけの人気作品となれば、続編やサイドストーリーなどが作られるのは世の常で、本作の登場となったわけです。 本作のストーリーは一見、やはり蛇足に見えます。好意的に解釈すれば、まどかの現世に対する一抹の心残りと、時間遡行者という特異点であるほむらのまどかに対する思い、これらが相まって新たな世界が構築された、などと説明できるでしょう。 しかしメタ的な視点で見た場合、こうも言えます。 完璧ともいえる作品を作っても、いずれそこに余計な干渉をする者が現れ、結果的に作品は壊れてしまう。 まどかが自身の存在をかけて作り上げた調和的な世界と、それを壊してしまうほむらの関係性に、よく似ているように感じます。

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