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ビザンチウム (2012)

BYZANTIUM

監督
ニール・ジョーダン
  • みたいムービー 76
  • みたログ 315

3.29 / 評価:163件

最初は乗れなかったが後半で引き込まれた

  • X height さん
  • 2015年1月24日 14時24分
  • 閲覧数 973
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

不思議な魅力に溢れたヴァンパイア映画でした。
前半は少々テンポが悪くて、なかなか物語に入り込めなかったですが、主人公のエレノア&クララ親娘の生い立ちが少しづつ明るみになるに連れてどんどん引き込まれ、終わってみれば思いっ切り感情移入させられましたし、ラストも納得のラストで、いい余韻を味合わせてもらいました。

とにかく主人公親娘の設定が秀逸な映画でしたね。
それぞれがヴァンパイアになった、いや、ならなければいけなかった理由が、演じたシアーシャ・ローナンとジェマ・アータートンの雰囲気、キャラ設定にぴったりマッチ。
おかげで独特な世界観に、思いっ切り引き込まれましたよ。

人間からは当然ながら疎まれる存在なヴァンパイアですが、エレノアとクララはヴァンパイア界からも疎まれる存在だったのも、物語の切なさを煽ってとても見応えを感じましたね。
ただ秘密組織の存在はやや突飛な設定でしたけどね、まあ彼女達の孤独感を煽るには、いいスパイスとなりましたけど。
しかも不老不死だから永遠に孤独と来たもんだ・・・彼女達の孤独を垣間見るたびに、見ている方も本当に心が苦しくなってしまいました。

そんな中でも、女の意地で勝気に生きるクララと、孤独に耐え切れなくなり愛を求めてしまったエレノアの、対照的なキャラ設定がとても秀逸だったと思いました。
それぞれの回想シーンの描き方、挿入具合が絶妙だったからこそ、余計にそう思えましたね。

それからあらすじを読んだ時点では、エレノアと難病の青年フランクの恋物語がメインの映画だと思っていたのですが、そこまでメインではなく、サラリと描きつつも効果的に物語に絡んでくるよう構成した辺りが、これまたお見事だった印象です。
そしてラストへの持って行き方がうまかった!かなりグッと来るものがありましたよ。

派手さも怖さもない(人によってはグロいと感じるかもですが)地味なヴァンパイア物なんで好みは分かれそうですが、私は地味ながら映像も含めてなかなかの良作だったと思いました。
シアーシャ・ローナンはこう言った映画でこそ映えますね!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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