2013年11月29日公開

キャプテン・フィリップス

CAPTAIN PHILLIPS

1342013年11月29日公開
キャプテン・フィリップス
3.9

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

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作品レビュー(616件)

勇敢16.8%恐怖15.9%パニック13.3%絶望的11.3%切ない7.5%

  • hik********

    5.0

    数年に一作、出るか出ないかレベルのスリリングな映画。

    この映画の前年にアカデミー賞に輝いた「アルゴ」は、クライマックスに凄まじくスリリングな展開があった。 ところが本作に至っては、船長と海賊との攻防戦の、ほぼ全編にわたって抜群の緊迫感があり、本作のクライマックスでも、観るものを確実に釘付けにさせるだろう。 監督は、ポール・グリーン・グラス。 「ボーン・スプレマシー」、「ボーン・アルティメイタム」が有名で、こちらもスリリングなアクションシーンが特徴的だった。 だが、最も引き合いに出すべきなのは、「ユナイテッド93」であろう。 911テロのハイジャックに遭った飛行機内の出来事を、乗客の視点から描いた地獄のような映画だ。 そう。観客にも地獄の恐怖体験をさせる、という構図はほとんど本作と同じなのである。 そしてグラス監督はこの手のスリリングな演出の名手であると、讃えざるを得ない。 そしてなんといっても、トム・ハンクス。とにかく彼の“目”の演技が凄まじかった。 ラスト10分の演技は、実際に体験をしてきたにではないかと。疑わざるを得ないほどの至高の芝居を見せてくれた。 これほどの熱演を見せたにもかかわらず、アカデミー賞の候補にすら漏れたのは甚だ遺憾である。 そのハンクスに負けじと見事な存在感を見せてくれたのは、海賊のリーダー役のバーカット・アブディ。 骨が浮き出る程に痩せた頬、ガリガリに痩せ細った身体、不明瞭で不気味な喋り方、眼差しだけで相手を射ぬくほどギラギラした眼差し… 本物の海賊をキャスティングしたんじゃないのかと思うほどのリアリティがあった。 これで本作がデビュー作というのにも驚愕だが、先のハンクスを差し置いてアカデミー賞の候補に挙がったのは天晴れとしか言いようがない。 映像、音楽、演出、俳優ともに、掛け値無しに完璧としか言い様がない。 唯一かつ致命的だったのは、あの「ゼロ・グラビティ」と公開時期がかち合ってしまったことか。 興行的でもアカデミー賞でも敗北を喫してしまったが、個人的には本作の方を推したい。ある意味、「ゼロ・グラビティ」以上の興奮があった。

  • stanleyk2001

    4.0

    実話の迫力

    『キャプテン・フィリップス』(Captain Phillips)2013 ソマリアの海賊に襲われたアメリカ貨物船、船長の物語。 ソマリアはアフリカの東端の尖った所にある。国土面積はノルウェーやウクライナとほぼ同じ。日本の約2倍。人口は1625万人。 第二次世界大戦中はイタリア領だったこともある。西隣のエチオピアが古くからの帝国でありイタリア敗北後も強大な帝国として蘇ったのに対してソマリアは国内に幾つかの勢力が乱立し国家としてのまとまりを欠いてきた。 GDPは世界195ヵ国中193位の最貧国。「失敗国家」と呼ばれている。主な産業は農業。内戦による難民が沢山いる。識字率は37.8%。 映画は村の若い漁師ムサが長老から強制され海賊に加わるところから始まる。漁の稼ぎが少ないなら海賊で稼いでこい。 村人達がとにかくうるさい。大声で喚く罵るどつく。教育を受ける機会がなかった若者が感情(メンツやプライド)と暴力に任せて海賊に組み込まれて行く。海賊達は街のチンピラ。傲慢で短気で暴力的。そしてみんなとても痩せている。 対する貨物船の船長フィリップスは真面目で冷静沈着(実際は船員達から「独善的、傲慢」という批判もある。) 一時は海賊を速力差で振り切ったが船外機を増設したムサ達に乗り込まれる。 船員達を機関室に退避させ海賊と対峙するフィリップス船長の長い戦いが始まる。 とにかく緊張が切れることがない。状況は二転三転。船員達も黙ってやられたままではいない。画面から目を離せない。 貨物船が海賊に襲われた情報はアメリカ海軍に伝えられ駆逐艦ペインブリッジと特殊部隊SEALSが到着する。 海賊はフィリップス船長を人質に救命艇で脱出。海軍のネゴシエーターが船長の顔を見せろと海賊に要求。フィリップス船長は「自分は15番座席にいる」と伝える。 これはいずれ特殊部隊が強襲する、その時に誤って撃たれないように救命艇内の何処にいるかをあらかじめSEALSに伝えたのだ。 そして映画はSEALSが「こんな時にはこう対処する」という作戦通りにほぼ進んでいく。アメリカ軍の強さはこれか。最悪の事態を想定して計画しておく。 最悪の事態は起きないことにするどこかの国とは大違いだ。 最後に救出されたフィリップス船長を手当する看護兵は実は本当のアメリカ海軍の看護兵。淡々としかし常にフィリップス船長に語りかけながら怪我の様子を診察していく姿がリアル。こういうところで御涙頂戴にしないのもアメリカ映画の美点だ。 海賊のリーダー・ムサは「大金を手にしたらアメリカに行く」という夢を語っていた。皮肉な形でそよ夢は叶う。なんと空しいことか。

  • b_o********

    4.0

    よかった

    まあまあ緊張感があってよかった。これが実話っていうのがすごく怖いなと思いました。

  • ech********

    4.0

    アクションスリラーでした

    題名から勝手に人間ドラマ系だと思って観たら、完全にアクションスリラーでした。 故に脚本的には良し悪しは別にして登場人物の心理や背景の描写はありませんが、演出的にはスリラー抜群です。 ガンプの頃から見続けているので、安心しすぎて演技力になかなか眼が行きませんが、終わってみればハンクス君、大熱演です。特に最後の10分、カッコ悪さが秀逸です。

  • toy********

    4.0

    目を瞑りたくなる程、終始緊張感

    緊張感が高く怖かった、と言うのがまず最初の感想です。 トム・ハンクスの鬼気迫る演技(最後の目隠しをされ目の前で海賊が撃たれ、救出された後の上手く話ができなくなった焦燥感は特に凄かったです。)、海賊たちが生きるために海賊を全うしている姿、SEALsの救出作戦、本物の駆逐艦の登場など迫力満点の映画でした。 映画館で観ればなお楽しめたと思いました。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
キャプテン・フィリップス

原題
CAPTAIN PHILLIPS

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日

ジャンル