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カノジョは嘘を愛しすぎてる (2013)

監督
小泉徳宏
  • みたいムービー 605
  • みたログ 2,920

3.47 / 評価:2497件

作り手の本気が伝わってくる作品です

  • sutekiparadaisu さん
  • 2013年12月17日 16時39分
  • 閲覧数 5254
  • 役立ち度 52
    • 総合評価
    • ★★★★★

マンガ原作の作品ですが、むしろ音楽映画の代表作品になるのでは、と思いました。
歌もBGMも本当に素晴らしい。
見終わって、すぐにその足でCDを購入しに行きました。
自分でも少し驚いています。
楽曲を担当した方々の本気具合が滲み出ている作品です。
ヒロインはオーディションで選んだとの事で、それも驚きです。
中途半端な子しか見つからなかったら映画が死んでしまうのですから、ある意味とてつもない賭けですよね。
監督もプロデューサーも冷や汗ものだったでしょうに、よくぞ決断し、よくぞ彼女を見つけたと思います。
映像もとても綺麗で、特に光の使い方が秀逸でした。
カメラマンの方が素晴らしいのか、照明が素晴らしいのか詳しい事は分かりませんが、透明感のある光が随所に散りばめられていて映画に深みを持たせていたと思います。
そして役者陣。
主役の佐藤健さん、この人凄いですね。
演技が上手いとかそういう事ではなく、何というか、「アキ」にしか見えない。
その「役」になるのではなく、その「人」そのものになってしまうというのでしょうか・・・。
号泣している時でさえ、音楽が浮かんでしまう天才の性を全身で体現していたように思います。
切ない表情は見ている側の胸にも、ぐっと迫ってきました。
理子役の大原さんも圧倒的な歌唱力で、本当に鳥肌が立ちました。
演技は正直もうちょっと、と思うところも若干ありましたが、最後の泣きのシーンは貰い泣きものでした。新人とは、ちょっと思えない感じです。
CRUDE PLAYのメンバーに至っては、実際に自分たちで演奏できるまでになってますし。半端でなく本気で練習したんだなあ、というのが伝わってきます。
ストーリーはある意味王道で、そんなにひねりのないラブストーリーだと思うのですが、それだけに純粋で、そして全ての本気が重なった結果、とても心に響く作品になったのだと思います。
ちなみに隣で見ていた女子高生は号泣していました。
でも私はむしろ、心が少しささくれ立っている大人に見て欲しい作品だと思います。
どこの世界にも裏側の事情があって、でもその中で純粋な何かを見つけた主人公たち。
どこかに置き忘れてきたような純粋な心を少しだけ取り戻せるような気がします。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • ロマンチック
  • かっこいい
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