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るろうに剣心 京都大火編 (2014)

監督
大友啓史
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3.73 / 評価:3,852件

実写化の教科書、続編も最高潮!!

  • ナイルブルー さん
  • 2014年6月30日 1時39分
  • 閲覧数 52065
  • 役立ち度 348
    • 総合評価
    • ★★★★★

1作目「るろうに剣心」を見た時に感じたこと。"これ…邦画実写化の模範例では??"

自分はこの原作は大まかに話の流れを知っている程度で、ファンを名乗るには程遠い人間ですが、「人気・長編・人間離れしたアクション」という実写化するために越えなければならない「三難」を正面から堂々突破し、なおかつ誰でも楽しめるアクション大作に仕上げたことに最大限の称賛を密かに送っていました。『ガッ○ャマン』や『G○NTZ』など安易な実写化が残念ながら蔓延っている邦画界の中でも光輝く一つの星としてあったのが、この『るろ剣』でした。(牙突は賛否両論ありますが…)
興行も大成功したとのことで、やはり誠意を込めて作った作品には観客も必ず応えてくれるのだとその時実感しました。

そして待ちに待った続編。「京都大火編」と「伝説の最期編」の連続公開ですが、「京都大火編」を見た感じ、前編後編に分かれているというより、2作目3作目と考えた方がいいかもしれません。勿論、次を期待させる幕引きなのですが、単発で見ても見どころ120%です。何しろ「京都大火編」だけで139分ですから。あの『S○EC』のような悲劇ありません、安心してください(笑)

さて、この作品の端的な感想を書くと「『ダークナイト』を彷彿とさせた」です。
2作目にして志々雄真実という人気の悪役を配し、傑作の1作目からバトンを渡され、最高のスタートダッシュをして最高潮のまま一気に次に渡した…

物語も高まり、キャラクターも更に深まり、最凶の悪役も現れ、アクションもパワーアップ…
もう文句ないですね(笑) 理想的な実写化1作目から、理想の続編が誕生しました。ホントにすごいです。プレッシャーも相当あっただろうに…

ストーリーについては原作には「京都編」にあたるのかな?原作との比較はできないのですが、誰でも熱くなれる王道展開で、画面に釘付けになれました。

しかし、この作品で何より白眉なのは、主演・佐藤健。
マンガから飛び出して来たようなルックス、華麗なアクション、獲物を見据える目力、どれも完璧です。特に「おろろ…」とおどける時の表情と、獲物を狩る表情の色気のギャップといったら!!
男でも惚れかねない危険な色気です(笑)もはや世の女性はイチコロですな、これ。
『カノ嘘』の時も感じていましたが、彼の演技の振り幅と魅せ方は、もはや右に出る者などいないのではと感じます。これからの日本映画界を背負っていける、稀有な俳優さんだと思います。

そして忘れてはいけないのは藤原竜也。最凶・志々雄真実を見事に好演!
前作、『MONSTERZ』の小者っぷりを全て掻き消す演技でした(笑)
背も高くなく、童顔な俳優なのにも関わらず圧倒的な存在感。まさに藤原竜也にしか出せない威圧感です。
個人的には、国をひっくり返すという理想は七原秋也に、天才剣士っぷりは沖田総司に、聡明な頭脳っぷりは夜神月を連想させました。ある意味では藤原竜也のキャリアの集大成なのかもしれません。「京都大火編」では、まだその全貌は明らかにならなかったので、次にも更に期待です。

他にも神木くんの宗次郎、伊勢谷友介の蒼紫など、それぞれキャラのなり切りっぷりが凄いです。原作ファンも満足してくれるはずでしょう。劇中の佐藤"剣心"健 vs 神木"宗次郎"隆之介の「バクマン。」対決は違う意味でも見どころです(笑)

そして、ラストワンシーンの衝撃… 久しぶりにラストでド肝をぬかれました…
必見中の必見です。ぜひ何の前情報も入れずに映画館で体感すべし。


上映時間が139分と少々長めですが、それを微塵も感じさせないアクション超大作です。この作品のキャッチコピーに「今世紀最大のアクション感動大作!」とあります。見る前は「そんなバカな~(笑)」と思っていましたが、見終わった後には「あながち間違いでもないな…」と思わせてくれる、凄まじいエネルギーをこの作品は持っています。


『伝説の最期編』はどうなってしまうのか。きっと最高の3作目になっていることでしょう。早く続きが見たい!!!!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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