2013年10月26日公開

ハンナ・アーレント

HANNAH ARENDT

1142013年10月26日公開
ハンナ・アーレント
3.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1960年、ナチス親衛隊でユダヤ人の強制収容所移送の責任者だったアドルフ・アイヒマンが、イスラエル諜報(ちょうほう)部に逮捕される。ニューヨークで暮らすドイツ系ユダヤ人の著名な哲学者ハンナ(バルバラ・スコヴァ)は、彼の裁判の傍聴を希望。だが、彼女が発表した傍聴記事は大きな波紋を呼び……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(122件)

知的28.7%勇敢20.3%かっこいい9.4%悲しい8.0%切ない8.0%

  • エル・オレンス

    4.0

    ネタバレ現地国ドイツならではのリアリティあるラスト。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • shi********

    4.0

    戦争犯罪の罪の判断

    主人公ハンナの哲学的思考、考察も理解出来なくもないが、一番大事な要素が欠落している為に過酷な戦時を生き抜いたほとんどのユダヤ人が反発するのは当たり前だろう…。 確かに戦争犯罪の罪の判断は難しい。 その時代、その時代の政権下、社会的風潮など全てが絡んでくる。 しかし、いくら時代の所為にしようとも、人道的に悪だと思われる組織や体制を受け入れた時点で、その人物は悪を容認して自分も悪の一員としての自覚を持ちながら行動していることになる。 悪を容認しなければ、離脱なり抵抗なりの道は残される。例えそれにより被害を受ける可能性があろうが、その悪を容認した時点で他の者に対する被害に加担している加害者にしかならない。 所詮は自分自身の保身が出来れば、他の人に被害があろうが関係ないという考えしかそこには存在しない。 アイヒマンは事務的に無感情に仕事として処理していたのかもしれないが、その仕事内容を容認した時点で、すでに自分が殺人犯、犯罪者になってしまうかもしれないという自覚を持っていたはずだ。 いかなる組織的犯罪でも、犯罪に加担していると理解して仕事していれば、そこには「容認」という自身の判断が必ず存在しており、犯罪を犯しているという事実に変わりはない。 どんな理屈を用いようとも犯罪に加担した事実が必ず存在しているというのが本質だろう。 こういった一般的な汎用な理屈、「社会の所為、組織の所為、会社の所為」などという理屈は、ただの言い訳でしかない。 容認したという事実が全てなのではないだろうか?

  • kum********

    3.0

    アイヒマン裁判をテーマにした新しい視点の映画

    ナチスによるユダヤ人迫害をテーマにした映画は多いですが、この作品は新しい視点で描かれており、このテーマに興味のある方にはおすすめです。 ただ、実話であるがゆえか、ストーリーに劇的な起伏はありません。 夫婦愛や友情などを描くエピソードをそつなく絡めてあり退屈はしませんが、知的な刺激は感じるものの、娯楽としては物足りなく感じました。 また、よく理解するにはナチスやユダヤ人に関する基礎知識はあったほうが良く、少し敷居高めの映画かもしれません。 ナチス関連で裁判をテーマにした映画に「否定と肯定」という作品があり、物事のとらえ方の違いが映画の軸になる点でも、ある種似たタイプの映画だと思いますので、「ハンナ・アーレント」が気に入った方はご覧になるとよいかと思います。個人的には「否定と肯定」の方が好みでした。

  • app********

    4.0

    ネタバレウクライナ戦争下の今、タイムリーな作品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ノリック007

    5.0

    最後の名言を理解できるか?

    ハンナ・アーレントは、ドイツ系ユダヤ人で、女性の哲学者で、ナチス・ドイツの迫害により、フランス、アメリカへ亡命し、エルサレムで、アドルフ・アイヒマンの裁判を傍聴し、「イエルサレムのアイヒマン-悪の陳腐さについての報告」を発表した人です。 日本では、人気のない裁判映画ですが、実話です。 事前に「スペシャリスト 自覚なき殺戮者」を鑑賞すると理解が深まります。 ストーリーは、ハンナ・アーレントの学生時代の思い出が挿入されるくらいで、時系列に進むので理解しやすいです。 ハンナ・アーレント以外の登場人物については、知っていることが前提であるかのようにストーリーが進みます。 ハンナ・アーレント以外の登場人物については、鑑賞後、調べない限り、わかりません。 ハンナ・アーレント以外の登場人物の立場を理解していないと、この映画も理解できません。 ハンナ・アーレントは、哲学者として、最後まで考え続け、「人間が思考ができなくなると、人間が残虐行為を行う」という悪の汎用性を指摘しました。 ハンナ・アーレントは、ドイツ人もユダヤ人も人種に関係なく、大罪を犯す悪を持っていると指摘したので、一般的には受け入れられましたが、ユダヤ人からは非難されました。 ユダヤ人達の空気は、ナチス・ドイツは絶対悪で、ユダヤ人とは全く違うということです。 アドルフ・アイヒマンは、ユダヤ人課で、ユダヤ人たちの亡命と引き換えにユダヤ人たちの全財産を没収する巨額のビジネスを立ち上げ、この延長線上にユダヤ人虐殺があるのではと思うので、有罪で、死刑は妥当だと言えます。 日本の若い人の保守化が指摘されることがありますが「上に逆らっても状況は変わらない」、「抵抗したところで、どうせ成功はしない」と仕方なく考えるように、教育されているのではないのでしょうか? いじめられようが、パワハラを受けようが、セクハラを受けようが、炎上しようが、自分で思考し、意見の言える日本人はいるのでしょうか? いじめて、パワハラして、セクハラをして、炎上する日本人に必要なのは哲学を学ぶことです。 ナチス・ドイツに迫害され、亡命を余儀なくされたハンナ・アーレントが、アドルフ・アイヒマンを客観的に見て、普遍的な結論を導き出せた理由は、ナチス・ドイツに迫害され、亡命を余儀なくさせられる前に、マルティン・ハイデッガーから哲学も、不倫関係になり愛することも学んだからだと感じました。 マルティン・ハイデッガーは、後にナチス・ドイツに入党しました。 ハンナ・アーレントは、ナチス・ドイツが全て悪魔という考えはないでしょう。 教育は、重要です。 自分は、思考を停止し、民族として、日本人を愛する気はないです。 自分は友人を選ぶので、思考を停止し、民族として、日本人を愛する人を友人には選びません。 自分は、思考することで、自分が強くなりたいです。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ハンナ・アーレント

原題
HANNAH ARENDT

上映時間

製作国
ドイツ/ルクセンブルク/フランス

製作年度

公開日

ジャンル