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夢と狂気の王国 (2013)

監督
砂田麻美
  • みたいムービー 62
  • みたログ 219

3.06 / 評価:218件

秀逸なドキュメンタリー

  • new***** さん
  • 2016年9月26日 1時39分
  • 閲覧数 898
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

これは主観ドキュメンタリー映画であって、記録や歴史ではありません。
フェイク・ドキュメンタリーだという指摘は上手いと思います。
しかし、きちんとフェイクについてはネタばらしを映画の中で行っているので、
反則技ではありません。

どのような映画にするか決めずにとりあえず1年間密着して、
膨大な撮影から2時間の映画を構成するという手法がとられています。

この1年を短いか長いと取るかは評価の分かれるところですが、
私はかなり親密な関係を築くことに成功したと思います。
自然な表情やしゃべりを引き出していると思いました。

ジブリには他のTVドキュメンタリーが先行してあるので、
それとの差別化をねらったわけですが、結果として、美しく、
ちょっと変なスタジオの雰囲気が良く表現されていたと思います。

人物へのフォーカスの当て方など、情報量が少ないという不満はありません。
むしろ密度の濃い映像には、マニアが喜ぶような情報がいっぱいです。

高畑監督がほとんど出てこないのは、彼が日常の撮影を拒否したからと
思いますが、宮崎監督の例のごとくの饒舌さとの対比で興味深いですね。
そしてそれを逆手にとっての演出は見事です。

苦言を呈するなら、セリフが聞き取りづらいことです。音楽は音が大きいのに。
これはDVDなら字幕で解決できますけどね。

酷評するレビューもありますが、作品を見てから読むと面白いです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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