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夢と狂気の王国 (2013)

監督
砂田麻美
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  • みたログ 219

3.06 / 評価:218件

狂気は恋心のこと?

  • nas***** さん
  • 2018年11月30日 15時59分
  • 閲覧数 625
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

1年間ジブリに出入りして撮った割には内容が薄いように思う。街並み、風景、イベントなどのシーンに会話・音楽の入れ方は抒情的でこれは監督の気質だろうか。タイトルは「夢とほのぼの恋の王国」の方がよかった。

宮崎監督の好みの女性(童顔で甘え上手)に対するニヤケ方が、仕事がらみでこわくなるところと対比されていておかしい。一定のコンセプトを感じさせる。

他日NHKがとったドキュメントはカメラマン、監督がきっと男性だったのだろう。宮崎監督が終始不機嫌、時々怒りそう、だったが、この作品は監督マミちゃんだったから甘々。多分マミちゃんはそこを撮りたかったのかも。だから執拗に三吉さん、ヤクルトレディ、女性スタッフたちと宮崎監督との会話をとっている。
一番重要な高畑さんはほぼ出ないし、鈴木さん、吾郎さん、他の男性スタッフは
出るには出るが、宮崎監督とのからみが薄い。

宮崎監督は映画を作っていて、人間の心理や行動目的を非常に読み取る能力が高いと思うのだが、女性なら誰でもわかる手管にコロリとなっている。もしかしたら、そういう自分を楽しんでいるのかな。職場に来る楽しみ、仕事に対するモティベーションって必要だし。

自己主張の強い男性に好かれるには
「自分の考えを言わない」「生意気な態度はとらない」
「相手の言葉の一部を繰り返す」相手に好意をもっているのを見せる
ために意味なく笑い続ける。簡単なことだ。素質がないと続けられないが。

これは三吉さんが全部駆使しているではないか。
彼女は常に宮崎監督の顔をチラチラ見て様子をうかがっている。
相手(男性)が何かいうと、とりあえずやたらにヘラヘラ笑う。

これは人間宮崎監督の可愛げを十分に見せる映画と思ってみるといい。
それは十分に成功している。実にかわいらしい老人が描けていると思う。

最後に、岡田斗司夫ゼミによると三吉さんへの秘めたる恋情はスタジオすべての人が知っていて、彼女の妊娠で宮崎さんのやる気がなくなるのではないかと危惧した(宮崎さん除く)全員で協議し、鈴木さんが意を決して宮崎さんを屋上に呼び出して話した、とか。 小石を蹴りながら「わかった。。」と言う宮崎監督を遠くから撮影したシーンもあったらしいが、編集されてしまったのだろうか。

三吉さんも妊娠告白を口止めされていて苦しかっただろうと思う。

詳細評価

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