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ブランカニエベス (2012)

BLANCANIEVES

監督
パブロ・ベルヘル
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  • みたログ 138

3.56 / 評価:75件

王子様の登場は叶わなかった……

  • fg9***** さん
  • 2017年5月2日 12時23分
  • 閲覧数 376
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …ウォルシュさんのレビューを読んだだけで、後は何の予備知識もなく観始めたら、モノクロ&サイレント映画だった。
 タイトルの『Blancanieves』とはグリム童話の「白雪姫」のことで、それをベースにスペインの闘牛士やフラメンコなどの要素を盛り込んだ作品だ。
 …あらすじは、解説のとおり。
 1920年代のスペイン。
 天才闘牛士アントニオの娘としてこの世に誕生したカルメン。
 けれども、彼女が生まれると同時に母親は亡くなり、父親は悪女のエンカルナと再婚。
 カルメンは、邪悪な継母に虐げられながら不幸な幼少期を過ごすはめになる。
 それでも美しく成長したカルメンは、ある日、継母の意地悪な計略によって危うく命を奪われそうになったところを、ある闘牛士団の一行に救われ、彼らとともに巡業の旅へ出ることとなる。
 幼少期のカルメンと半身不随となった父親とのひと時の戯れは切なかったな。
 で、邪悪な継母によって命を絶たれそうになったカルメンは、「小人闘牛士団」によって救われ、『Blancanieves』という名前で彼らと一緒に見世物巡業の旅に出るのだった。
 で、ある日、たまたま女闘牛士を演じてみたら、父親の血を受け継いでいたものか、忽ちにしてその才能を開花させていくのだった。
 で、彼女の活躍は、時の人として新聞紙上を賑わせたので継母の知るところとなり、継母は闘牛場にまで出向いてカルメンに毒リンゴを手渡して殺してしまうのだった。
 サイレント映画といえども、要所要所で状況がテロップで流れるので、物語りの進行は非常に解かり易いし、状況に応じた音楽も物語の進行に彩りを添えていた。
 で、彼女の遺体は「白雪姫」として見世物小屋の出し物になるのだったが、彼女を目覚めさせる王子様の登場は叶わなかった。
 で、ウォルシュさんの次のレビューどおりで幕を閉じるのだった。
 『愛してくれる人はいつもそばにいるのに、覚醒できないもどかしさ、悔しさ、哀しさ。見守ってくれる感謝の気持ち、そしていつか真の王子様が目覚めさせてくれるかもしれない淡い期待が込められた一筋の涙は、たくさんの想いが詰まった胸を締め付けられる一滴でした。』
 最近、黒澤明監督の『天国と地獄』を観たばかりで、モノクロ作品の中の1箇所だけにカラーが使われていて驚いたが、本作品の「一筋の涙」のところだけにカラーを使ったらどんなもんかいの~なんて感じてしまった。
 そんなことはどうでもいいが、ペットの鶏のペペちゃんを××した継母は、憎ったらしいったらありゃしない!
 ど・ド・怒―――――!
 で、十分に一見の価値はあった。

詳細評価

物語
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